カンテレ大多亮社長辞任発表「これ以上続けることは適切ではない」中居問題で責任指摘 当時専務

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2025年04月04日 14:32  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

辞任を発表する関西テレビ大多亮代表取締役社長(撮影・白石智彦)

関西テレビ(カンテレ)の大多亮社長(66)が4日、大阪市内の同局で報道陣の取材に対応し、辞任を発表した。「第三者委員会の報告書において、当時の私の対応に厳しい指摘を受けました。真摯(しんし)に受け止め、これ以上関西テレビの社長の職を続けることは適切ではないと考えた」と語った。


取材対応に先立って行われた臨時取締役会で承認された。6月の株主総会までは、福井澄郎会長が社長を兼任する。


大多社長は「まず何よりも謝りたいのは、女性Aさんに対してです。Aさんの心情に寄り添うことができず、彼女を苦しめてしまったことは、本当におわびしたいというふうに思います」。また「今回の問題の対応に当たっては、中居氏や番組を守ろうという意識はまったくありませんでした。当初私に入った情報から、プライベートな問題と考えてしまい、その後はとにかく、彼女に取り返しのつかないことが起きてはならない、万が一のことが起きてはならないという思いで対応してきました」と語った。


「そのためには、事実を知る者を最小限にするのが良いという港社長の判断や、医師の指導を踏まえ、彼女がいち早く回復し、誰にも知られずに仕事に復帰するという望みをかなえることばかりを考えてきました。彼女のためを思って対応してきたつもりでしたが、それは彼女の意思を無視し、彼女に責任を転嫁する行為だったという第三者委員会の調査報告書の指摘を大変重く、受け止めております。その時々の彼女の病状や、気持ちをくみ取る努力をすれば、彼女にもっと寄り添った対応ができたのではないかと深く反省をしております」とした。


カンテレのキー局のフジテレビでは、元タレント中居正広氏の性暴力に端を発した一連の報道を受け、3月31日に第三者委員会の報告書が発表された。


大多氏は性暴力があった23年6月時点のフジ専務。第三者委は中居氏の出演番組継続に関して、港浩一社長(当時)や大多氏ら「編成ライン」のみで意思決定がされた点を問題視。両氏が「極めて『思慮の浅い』経営判断の誤りを犯した」と指摘した。


大多氏は報告書を受け、「中居氏に関する問題への対応について、厳しいご指摘を受けたことを、真摯にそして深く受け止めております。被害に遭われた女性には、寄り添うことができず、心よりお詫び申し上げます。また、視聴者の皆様やすべての取引先の皆様にも深くお詫び申し上げます」と書面でコメントを発表していた。


会見には23社47人の記者が参加した。


◆大多亮(おおた・とおる)1958年(昭33)11月3日、東京都生まれ。早大教育学部卒業後、81年にフジテレビに入社。報道局、広報部を経て、86年に編成局第1制作部へ異動し月9ドラマの制作に携わる。「101回目のプロポーズ」「東京ラブストーリー」など多数のヒット作を生み出した。編成制作局ドラマ制作担当局長や執行役員デジタルコンテンツ局長などを歴任した後、12年に常務取締役に就任。22年に専務取締役に昇格し、24年6月に関西テレビ取締役社長に就任。


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