関西テレビ・大多亮社長 (C)ORICON NewS inc. 関西テレビ放送(カンテレ)の大多亮代表取締役社長が4日、大阪市北区にある同局で取材に応じ、同日に開かれた臨時取締役会において同日付で社長を退任したことを発表した。
【写真】深々と頭下げ…社長辞任を公表した大多亮社長
フジテレビ・中居正広氏をめぐる事案当時、フジテレビ専務取締役を務め、当事者の1人だった大多氏。3月31日にフジテレビとフジ・メディア・ホールディングスは、第三者委員会の調査報告書を受理、公表。その中で当時、社長だった港浩一氏や大多氏、役員の対応についても言及されており、「性暴力への理解を欠き、被害者救済の視点が乏しかった」と厳しく評価された。
調査報告書を受け、大多氏はカンテレを通じて「フジテレビ第三者委員会による調査報告書の公表を受け、中居氏に関する問題への対応について、厳しいご指摘を受けたことを、真摯にそして深く受け止めております。被害に遭われた女性には、寄り添うことができず、心よりお詫び申し上げます。また、視聴者の皆様やすべての取引先の皆様にも深くお詫び申し上げます」とコメントしていた。また、カンテレとして「今後の対応については、決まり次第お知らせいたします」としている。
同日の臨時取締役会で辞任を公表した大多氏は「私がまず何よりも謝りたいのは、女性Aさんに対してです。Aさんの心情に寄り添うことができず、彼女を苦しめてしまったことは本当にお詫びしたいという風に思います」と述べた。
さらに、中居氏とトラブルになった女性を対応したフジテレビ社員にも言及。報告書では同社員は初期段階において、女性から事案の内容を聞き、退職に至るまで連絡窓口となり、その対応を行っていたとされる。大多氏は「普通のフジテレビの社員ですから、対応は難しかったと思う。しかし、私たちは気付かずに、任せてしまった。これも謝りたい」と謝罪。そして「これも教訓にしていかなければならない」と語った。