“大型補強”画策のアーセナル、ニコ・ウィリアムズ獲得へ始動か…新SDが代理人と接触?

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2025年04月04日 16:06  サッカーキング

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アーセナルが獲得を狙うニコ・ウィリアムズ [写真]=Getty Images
 アーセナルがアスレティック・ビルバオ所属のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得を狙っているようだ。3日、『スカイスポーツ』や『ガーディアン』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 主力級に負傷者が続出しながらも今冬の移籍市場では“補強ゼロ”に終わったアーセナル。来る夏の移籍市場では前線を中心に大型補強に乗り出す可能性が高いと見られており、チームを率いるミケル・アルテタ監督も「大きな夏になるだろうし、我々はとても興奮している」と明言。ニューカッスル所属のスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクやスポルティング所属の同FWヴィクトル・ギェケレシュへの関心が報じられている。

 一線級のストライカーの獲得が優先事項となっているアーセナルだが、イングランド代表FWラヒーム・スターリングのレンタル期間満了が迫っていることもあり、ウイング(WG)の補強も画策している模様。報道によると、以前から動向を注視していたN・ウィリアムズがリストの上位に名を連ねており、新たにスポーツディレクター(SD)に就任したアンドレア・ベルタ氏が代理人との交渉を開始したようだ。

 N・ウィリアムズについては2027年6月末までとなっているアスレティック・ビルバオとの現行契約に5000万ポンド(約95億円)程度の解除条項が付随しており、バイエルンやバルセロナなども中長期的に関心を寄せている。アーセナルに関しては、かつてアトレティコ・マドリードで長年SDとして活躍したベルタ氏の存在によって交渉が優位に進む可能性があるものの、今夏の獲得に向けては週給25万ポンド(約4800万円)という好条件を提示することが必要不可欠であると報じられている。

 現在22歳のN・ウィリアムズは2013年夏にアスレティック・ビルバオの下部組織に加入し、2020−21シーズンにトップチームデビューを飾った。徐々に頭角を表し攻撃の主軸に定着すると、ここまで公式戦通算160試合で29ゴール28アシストをマーク。昨年夏のEURO2024ではイングランド代表との決勝戦でゴールネットを揺らすなど、スペイン代表の4度目の欧州制覇に大きく貢献した。

 なお、ガーナ代表MFトーマス・パルティとイタリア代表MFジョルジーニョの現行契約が6月末で満了となることから、前線だけでなく中盤の補強も画策している模様。レアル・ソシエダ所属のスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得に向けて交渉を進めているようだ。

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