“電撃復帰”から約半年のシュチェスニー「バルサでのプレーはワクワクする。故郷の選手全員にぜひお勧めしたい」

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2025年04月04日 17:07  サッカーキング

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バルセロナで活躍するGKシュチェスニー [写真]=Getty Images
 バルセロナに所属するGKヴォイチェフ・シュチェスニーが、加入から約半年が経った心境を明かした。3日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ」が伝えている。

 ポーランド代表の守護神としても通算84試合でゴールマウスを守ったヴォイチェフ・シュチェスニーは、34歳を迎えた昨シーズン限りで、アーセナルやユヴェントスなどでプレーしたプロキャリアに終止符を打った。が、それから数カ月後の昨年10月に、長期離脱を強いられたGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの代役として、“電撃復帰”からのバルセロナにフリー加入。当初はGKイニャキ・ペーニャの控えに回っていたものの、年明け以降から出番が増えると、今や正守護神の座を奪取した。

 そんなシュチェスニーは、ポーランドメディアの『TVP Sport』に出演。2日にはコパ・デル・レイ(国王杯)の決勝戦に駒を進めた他、ラスト9試合となったラ・リーガで首位、チャンピオンズリーグでもベスト8進出と“トレブル(3冠)”も現実めいてきた中、同選手は「僕たちは今、すべての試合がとても重要な、それこそ決勝戦のような段階にいる。このチームは、何か大きなことを成し遂げたいという夢を持っていて、それを実現する機会もあるから、全力を尽くすつもり」と大きな挑戦に向けたモチベーションは最高潮のようだ。

 また、バルセロナがこれまでプレーした中で最も美しいチームかと問われたシュチェスニーは、「そうだね。うん、間違いなく」とし、さらに「より優れたチームであることも否定できないよ。だって、昨日の試合は、僕にとって負けなしの19試合目だったんだ」とデビュー戦からの公式戦無敗記録を継続していることにも触れ、チームが好調であることをアピールした。

 ここ最近では、1年間の契約延長の可能性も報じられているシュチェスニー。現役復帰を決断し、バルセロナ加入から約半年が経ったが、同選手は「バルセロナでのプレーはとてもワクワクする。未来のポーランドの選手全員にぜひお勧めしたい。一生懸命努力すれば、いつかこんなチャンスが訪れるかもしれないってね」と明かしている。

 バルセロナで充実感に満ちた日々を過ごすシュチェスニーが、2014−15シーズン以来の3冠に向けて、“無敗の鬼神”としてゴールマウスに立ち塞がる。

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