ミラン、今季終了後に再び指揮官交代へ?…デ・ゼルビ監督の招へいを検討か

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2025年04月04日 17:07  サッカーキング

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退任の可能性が報じられたコンセイソン監督 [写真]=Getty Images
 ミランが今シーズン終了後の指揮官交代を検討しているようだ。3日、『ガゼッタ・デロ・スポルト』や『コリエーレ・デラ・セラ』など複数のイタリアメディアが伝えている。

 今シーズン開幕直後から不安定な戦いが続いたミランは、昨年末にパウロ・フォンセカ前監督を解任し、セルジオ・コンセイソン監督を招へいした。しかし、ポルトを3度のリーグ制覇に導いたポルトガル人指揮官の下で成績はそれほど上向かず。スーペルコッパ・イタリアーナでは“宿敵”インテルを下してトロフィーを掲げたものの、就任後の戦績は10勝4分7敗となっており、セリエAでは9位に低迷している。

 こうした状況から、コンセイソン監督が来シーズンもミランの指揮を執る可能性はますます低くなっている模様。契約は2026年6月末までとなっているが、今夏に発動可能な解除条項も付随しているようで、今シーズン終了後の指揮官交代が現実味を帯びているようだ。また、仮にコッパ・イタリアを制覇したとしても、クラブ上層部がコンセイソン監督の続投を支持する可能性は低いと『ガゼッタ・デロ・スポルト』は指摘している。

 そんな中、新指揮官の有力候補としては現在マルセイユを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督の名前が挙がっている。報道によると、新たにスポーツディレクター(SD)に就任することが決定的となっているファビオ・パラティチ氏は、デ・ゼルビ監督の代理人とミラノで会談したとのこと。マッシミリアーノ・アッレグリ氏の招へい等も検討されているが、現時点ではデ・ゼルビ監督がリストの最上位となっているようだ。

 現在45歳のデ・ゼルビ監督はシャフタールやサッスオーロなどを経て、2022年9月からブライトンを指揮。日本代表FW三笘薫らを率いて攻撃的サッカーを展開し、クラブを史上初のヨーロッパリーグ(EL)出場に導いた。昨年夏にはマルセイユの指揮官に就任。ここまで16勝4分9敗という成績を収め、リーグ・アンではパリ・サンジェルマン(PSG)、モナコに次ぐ3位につけている。

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