【チャーチルダウンズC予想】前走重賞組が強さを見せる! 新馬や未勝利から参戦する馬の取り扱いには注意

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2025年04月04日 18:15  netkeiba

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チャーチルダウンズCに出走するアスクセクシーモア(c)netkeiba
 今週の土曜日は、阪神競馬場でチャーチルダウンズカップ(GIII・芝1600m)が行われます。

 昨年まではアーリントンCとして開催されていましたが、21年に姉妹提携先のアーリントンパーク競馬場が閉場。翌年からチャーチルダウンズ競馬場と姉妹提携を結んだことにより、今年からはチャーチルダウンズCとして開催されます。

 以前のアーリントンCから競馬場や距離の変更などはありませんので、ここでは過去10年のアーリントンCを対象に傾向を探っていきます。

 過去10年のアーリントンCでは前走で重賞に出走していた馬が8勝2着5回3着4回と良績を残しています。単勝や複勝の回収率が100%以上になっていることも見逃せない点です。過去10年のアーリントンCはすべてGIIIに格付けされていますので、前走で同格か格上のレースを経験している馬に分があると言えるかもしれません。

 一方、前走がオープン特別以下だった馬は2勝2着5回3着6回。決してノーチャンスではありませんが、単勝や複勝の回収率は低くなっていますし、やはり前走重賞で使われている馬が中心になりそうです。今年のチャーチルダウンズCでもまずは前走重賞組の取捨から入る方が良いかもしれません。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走新馬、未勝利に出走し2番人気以下
[0-0-0-9]複勝率0%
該当馬:アスクセクシーモア、ツーエムクロノス、フォルテム
(過去の該当馬:24年ジュンヴァンケット2番人気8着)
※特に言及のない限り、データは過去10年間のアーリントンCを対象にしています。

 上位人気が予想されるアスクセクシーモアが該当しました。

 過去10年のアーリントンCでは前走で新馬、未勝利だった馬は17頭が出走。すべて前走を勝ち上がってアーリントンCに出走していますが、馬券に絡んだのは僅か3頭。その3頭はいずれも前走で1番人気に支持されていた馬でした。

 過去10年のアーリントンCはすべてGIIIですので、新馬や未勝利よりもはるかにレベルの高いメンバーが集まります。前走が新馬や未勝利だった馬は一気の相手強化に戸惑ってしまうため、力を出し切れず終わってしまう馬が多いのでしょう。

 ただし、前走で1番人気だった馬は例外です。1番人気の馬は他馬からマークを受けやすい立場になります。ほかの馬からのプレッシャーがありながらも勝ち切れるのは能力や素質の高い証拠と言えます。そのような馬であれば一気に相手が強くなったとしても対応することができると考えられます。

 該当馬に挙げたアスクセクシーモアの前走は未勝利を3番人気での出走となっています。過去の傾向からすると大きな期待をするのは無謀かもしれません。セレクトセールでは高額で取引された馬ではありますが、実際にどれほどの能力があるのかは未知数です。人気で配当妙味も薄いとなれば、積極的には買いづらい1頭と言えるのではないでしょうか。

 重賞レースの参考に、是非お役立てください。

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