ドバイワールドCデーに参戦する坂井瑠星騎手(c)netkeiba 現地時間5日(土)にメイダン競馬場で行なわれるドバイワールドカップ(南半球産3歳上、北半球産4歳上・首G1・ダ2000m)。フォーエバーヤング(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)に騎乗する坂井瑠星騎手が、決戦の日を前にインタビューに応じた。(取材・文:netkeiba編集部)
まず、気になるフォーエバーヤングの状態について「サウジアラビアも凄く良かったんですが、変わらずいい状態で来られているので何も心配していません」と回答。同日のドバイシーマクラシック(南半球産3歳上、北半球産4歳上・首G1・芝2410m)で騎乗するシンエンペラー(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)も同じく良い状態をキープしていると話した。
ドバイのダートについてはサウジアラビアに比べて“走りやすい”と表現。昨年UAEダービーを制している実績も含め、フォーエバーヤングは問題ないことをアピールした。
日本のみならず、海外メディアでも話題を呼ぶフォーエバーヤングのファンサービスについても質問。人やカメラが集まることに対して「馬は動じないですし、昔からやってきたことでもあります。はじめから周りを気にしないタイプで、だからどこでも安定して走れていると思います」とメンタルの強さを強調した。また、単なるファンサービスではなく、注目を集める経験を通じてレースに生かすための意図がある事も明かした。
フォーエバーヤングが挑むドバイワールドCは、日本時間5日(土)26時30分発走予定。サウジCに続く世界のビッグタイトル獲得となるか、日本の若き名コンビの走りにぜひ注目したい。