ニューカッスルでも主軸として活躍中のトナーリ [写真]=Getty Images ユヴェントスがニューカッスル所属のイタリア代表MFサンドロ・トナーリに関心を寄せているようだ。3日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
現在24歳のトナーリは2017−18シーズンにブレシアでプロデビューを飾り、2020年夏にミランへ加入。主力として11年ぶりのセリエA制覇にも貢献すると、2023年夏には推定7000万ユーロ(約113億円)と報じられた移籍金でニューカッスルへ活躍の場を移した。賭博違反による出場停止処分がありながらも、ここまで公式戦通算48試合で5ゴール2アシストをマークしている。
今シーズンは70年ぶりの国内タイトルとなるカラバオカップ制覇を経験するなど、イングランドの地で充実したキャリアを送っているトナーリ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じたところによると、ユヴェントスが動向を注視しており、今夏の移籍市場で獲得に乗り出す可能性があるという。同クラブはストライカーと並んで中盤の補強を画策しており、トナーリはアタランタ所属のブラジル代表MFエデルソンとともにリストの上位に名を連ねているようだ。
トナーリはニューカッスルとの現行契約を2028年6月末まで残しており、獲得に向けては少なくとも6000万ユーロ(約96億円)から7000万ユーロ(約113億円)が必要になると見られている。ニューカッスルに売却の意思はないものの、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した場合には交渉のハードルが下がる可能性が高いと『ガゼッタ・デロ・スポルト』は指摘。ユヴェントスはブラジル代表MFドウグラス・ルイスの譲渡を含めたオファーも検討しているようだ。
ユヴェントスはすでにトナーリ側と接触している模様。今後はどのような動きを見せるのだろうか。