福永厩舎のセレクト2.9億円馬 チャーチルダウンズCで史上最高額のJRA重賞ウイナーになるか
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2025年04月04日 20:15 netkeiba

重賞初制覇を目指すアスクセクシーモア(今年1月撮影、ユーザー提供:TKさん) セレクトセールで超高額取引となったアスクセクシーモア(牡3、栗東・福永祐一厩舎)が、土曜阪神11Rのチャーチルダウンズカップ(3歳・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。
アスクセクシーモアは父キタサンブラック、母アイムオールレディセクシー、母の父Ready's Imageの血統。母は米G3を3勝。23年のセレクトセール1歳で4番目の高値となる2億9000万円(税抜)で取引された。
ここまで2戦1勝。昨年11月の新馬では最下位の14着に沈んだが、心房細動だったので参考外。その後は放牧を挟み、今年1月の未勝利で初勝利を手にした。今回はいきなりの重賞チャレンジ。それだけに楽ではないが、血統や前走の勝ちっぷりを見ると、好勝負になっても不思議ない。
記録もかかる一戦だ。国内のセールで取り引きされた馬に限ると、過去最高額のJRA重賞勝ち馬は14年のきさらぎ賞とチャレンジCを制したトーセンスターダム、19年のきさらぎ賞を制したダノンチェイサー、昨年の中日新聞杯を制したデシエルトの3頭で2億5000万円(税抜)。ここでアスクセクシーモアが勝って首位浮上となるか。是非とも「歴史的1勝」をつかみ取り、春の大舞台に向かってほしい。
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