デ・ブライネ、今季限りでのマンC退団を表明「別れを告げる時が来た」…10年間の物語が終焉へ

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2025年04月04日 21:11  サッカーキング

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今季限りでのマンC退団を表明したデ・ブライネ [写真]=Getty Images
 ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが4日に自身の公式X(@KevinDeBruyne)を更新。今シーズン限りでのマンチェスター・シティ退団を表明した。

 前人未到のプレミアリーグ4連覇を含め、マンチェスター・シティに数々のタイトルをもたらした絶対的司令塔が、今シーズン限りで水色のユニフォームを脱ぐこととなった。同選手の現行契約は今年の6月30日をもって満了予定となっており、かねてから去就に注目が集まっていたが、シーズン終了を待たずして退団という決断が下された。

 現在33歳のデ・ブライネはヘンクやチェルシー、ブレーメン、ヴォルフスブルクを経て、2015年夏にマンチェスター・シティへ完全移籍加入。初年度から公式戦通算16ゴール13アシストと結果を残すと、翌年夏に就任したジョゼップ・グアルディオラ監督の下でも攻撃の主軸としてチームを牽引し、ここまで公式戦通算413試合出場106ゴール174アシストという成績を残している。

 マンチェスター・シティではここまで合計18個ものタイトルを獲得し、2022−23シーズンにはクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を経験。そのほか、プレミアリーグで6度、FAカップで2度、EFLカップ(国内カップ戦)で5度、FAコミュニティシールドで3度、FIFAクラブワールドカップで1度トロフィーを掲げている。

 退団表明に際し、デ・ブライネはマンチェスター・シティへ次のようなメッセージを送っている。

「これがマンチェスター・シティでの最後の数カ月になる。このことについて書くのは簡単ではないが、サッカー選手としていつかこの日が来ることを僕たちは知っていた。そして、その日が来た。みんなには僕から最初にこのことを聞く権利がある」

「サッカーが僕をこの街に、そしてみんなのもとに導いた。夢を追いかけてきたが、ここで過ごす時間が人生を変えることになるとは知る由もなかった。この街、クラブ、そしてみんなは僕にすべてを与えてくれたし、僕はそれにお返しするしかなかった。そして、なんと僕たちはすべてを勝ち取ることができた」

「別れを告げる時が来た。この場所が僕の家族にとっても意味のあるものになったことを心から感謝している。『マンチェスター』という文字は僕たちの子供のパスポートに永遠に残り、僕たち一人一人の心にも永遠に残り続ける。ここはいつまでも僕たちのホームだ。この10年間の旅に、街、クラブ、スタッフ、チームメイト、友人、家族にいくら感謝しても足りない。どんな物語にも終わりが来るが、これは間違いなく最高の章だった。最後の瞬間をともに楽しもう。愛を込めて」


【メッセージ】デ・ブライネがマンC退団を表明
Dear Manchester. 💙 pic.twitter.com/2EdhVYOLti— Kevin De Bruyne (@KevinDeBruyne) April 4, 2025


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