フリースタイルスキー・モーグルのトップ選手が集結した「WORLD MOGUL CAMP(ワールド・モーグル・キャンプ)」が4日、札幌市のさっぽろばんけいスキー場で開催された。
次世代育成を目的としたイベントで、22年北京五輪(オリンピック)男子金メダルのウォルター・ウォルバーグ(スウェーデン)、同銀メダルのミカエル・キングスベリー(カナダ)、同5位のニック・ページ(米国)ら実力者が登場。小学生らに実技指導を行った。
同銅メダルの堀島行真(27=トヨタ自動車)は、ケガのためオンラインで参加。3月の世界選手権で、モーグルで金メダルを獲得したが、銀メダルだったデュアルモーグルの試技中に左膝を負傷。26年ミラノ・コルティナ五輪まで1年を切っており「しっかり治したい」と誓った。
質問コーナーでは「いつもどんな練習をしているのですか?」と生徒から問われると、「モーグルはスピードが出てくると、足がすごく早い動きになる。それがしっかりとできる体の姿勢をしっかり作るために、24時間常に意識しながら生活している。さらにウエートトレーニングをする必要があるが、ベースの正しい姿勢がまずは大事」とアドバイスを送っていた。
イベントには世界選手権日本代表の島川拓也、ユニバーシアードデュアルモーグル金メダルの川岡士真、ジュニア世界選手権モーグル金メダルの中原旺助も参加した。
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