チャーチルダウンズCに出走予定のモンテシート(c)netkeiba 昨年まで皐月賞前日に行われていたアーリントンカップを引き継ぐマイル重賞で、レース名が変更され、2週間ほど前倒しで行われるが、上位3着以内にNHKマイルカップへの優先出走権が付与されるレースだ。まだ力の差がはっきりしない時期だけに、しっかりと将来性を見定めたい。
◎モンテシートはジュニアC3着馬。このレースは勝ったファンダムが次走の毎日杯で重賞初制覇を記録し、2着モンドデラモーレがファルコンS2着とレベルが高い1戦だった。ここで上位2頭には離されたものの1度は2着争いに加わり、先行した3頭の中で最先着を果たしたのが本馬だ。前走の白梅賞はすんなりハナから半マイル49.0秒のペースに落とし、最後は11.1秒-11.2秒。着差以上に余裕がある勝利だった。今回が8戦目。さすがに上がり目はないだろうが、キャリアは武器になるはずだ。
〇ランスオブカオスは朝日杯FS3着馬。キャリア1戦で人馬ともにG1初挑戦。この日は追い込みが利きにくい馬場だったが、後方から追い上げた脚は見どころがあった。前走のきさらぎ賞も出遅れが響いたのか、最後は少々甘くなって0.5秒差3着。それでも2着馬とはクビ差で場内を沸かせた。デビュー戦ではメンバー最速の上がりタイムで後続を置き去りにしておりスタート次第で逆転も十分
▲ワンモアスマイルは野路菊S3着で紫菊賞2着。いずれも強いメンバー相手に差のないレースをしてきた。共同通信杯はやや出負けをすぐにリカバリー。半マイル48.0秒のペースを手応えよく進んだが、どこか集中力を欠くような走りで早々に失速してしまった。前走は初のマイル戦。ペースに戸惑うように後方から。最後は大外をまわって追い込んだが届かなかった。2度目のマイルで上積みがありそうだ。
△アルテヴェローチェはサウジアラビアRC優勝馬。札幌競馬場の新馬戦も強かったが、前半に脚を使いながらも道中で脚を溜め、強烈な末脚に結びつけたサウジアラビアRCには高い能力と優れた操作性が垣間見えた。前走は正攻法の競馬で2着。相手も強かったが、底を見せたような内容でもなかった。まだ見限ることはできない。
ほかでは1月にルクスジニアを相手に未勝利戦を脱出してからたっぷりと間隔を空けて挑む△アスクセクシーモアと、京成杯3着△ミニトランザットもまだ見限れない。