バージョンアップしたリング下の要が、連勝をけん引する。3連勝中のB3新潟アルビレックスBB(24勝22敗)は5、6日の第28節、三重(6勝40敗)とアオーレ長岡で対戦する。3連勝の間、PFムトンボ・ジャン・ピエール(22)はフリースローの成功率が約80%と、課題を克服しつつある。新潟はリーグ戦残り6試合すべてホーム。得点、リバウンド、ブロックショットに新たな武器を加えたルーキーが、プレーオフ(8位以内が進出)に向けてチームの勢いを加速させる。
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全体練習後、鵜沢潤監督(43)が脇に立って見つめる中、ムトンボは丁寧にフリースローを打ち込んだ。長いリーチをスムーズに動かしながらリングを捕らえる。「チームも自分も調子がいい」。岩手2戦目から始まった3連勝の中、1試合平均16・3得点、14リバウンドを記録。得意のブロックショットは計6度。何より「フリースローに自信がついた」(ムトンボ)ことが最大の収穫だ。
この3試合でフリースロー19本中15本成功で成功率78・9%。66−78で敗れた岩手1戦目の6本中5本成功を加えると、直近2カード(4試合)の成功率は80%になる。岩手戦の前までの成功率は65%(60本中39本成功)だった。フリースローの精度が上がれば、相手も簡単にファウルができない。「今まで以上に思い切った攻撃ができる」と、持ち味のインサイドで主導権が握りやすくなる。
岩手戦前から、フリースローの自主練習は10回連続成功をノルマにし、達成するまで何度も繰り返した。鵜沢監督のアドバイスも参考にした。リリースの時に中指付近にボールの中心を持ってくる。大きくアーチを描く。「練習の成果が出ている」とムトンボ。鵜沢監督も「だいぶ安定してきた。私の指導がよかったかな」と笑う。
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第27節終了時で新潟は7位。プレーオフ進出圏の8位以内をキープするだけでなく、4月は1つでも順位を上げることを狙う。そのためにも約1カ月ぶりのホーム戦の三重戦は落とせない。「ここから全部勝つ」。ムトンボは淡々とした口調の中に自信をにじませた。【斎藤慎一郎】
○…鵜沢潤監督(43)は「4月の6試合はすべてホーム。アドバンテージを生かしたい」とプレーオフ進出への意気込みをみせた。前節終了時で新潟は24勝で、11位徳島が21勝と8位以内の順位争いはもつれ気味。3月はアウェーで6連戦があり、ケガ人が続出した。その分、最終盤にホームで腰を据えて戦えることは大きい。「失点を抑えられるようになってきた。今度は得点を伸ばしていかないと」と話した。
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F1日本GP 芝生から炎上がり中断(写真:AUTOSPORT web)13
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