2016年4月に行われた諏訪大社下社の「木落し」=長野県下諏訪町 2028年に行われる諏訪大社(長野県諏訪市など)の御柱祭で、巨木に氏子が乗って急斜面を駆け下る最大の見せ場「木落し」が復活する見通しとなった。前回22年は、新型コロナウイルスの感染拡大により実施を見送った。同社の大総代会が4日、記者会見で明らかにした。
大総代会の増澤哲議長は会見で「コロナの規制は解除されているので通常の御柱に戻したい」と強調。過去に死傷者を出す事故が起きていることを踏まえ、安全対策を徹底する考えも示した。
御柱祭は数えで7年に1度行われ、山から切り出した巨木を上社(諏訪市、茅野市)と下社(下諏訪町)にある社殿の四隅に立てる。22年はコロナ対策のため木落しを中止したほか、巨木を山から町中へ運ぶ「山出し」も人力ではなく、トレーラーによる運搬に切り替えた。
御柱祭では山出しが4月、町中から神社の境内まで巨木を引く「里曳き」が5月に行われる。