◼︎4月1日付け週間漫画ランキング
1.薬屋のひとりごと(15)/日向夏・ねこクラゲほか/スクウェア・エニックス
2.葬送のフリーレン(14)/山田鐘人・アベツカサ/小学館
3.片田舎のおっさん、剣聖になる〜ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件〜(7)/乍藤和樹・佐賀崎しげるほか/秋田書店
4.キングダム(75)/原泰久/集英社
5.ONE PIECE(111)/尾田栄一郎/集英社
6.ブルーロック(33)/金城宗幸・ノ村優介/講談社
7.SPY×FAMILY(15)/遠藤達哉/集英社
8.終末のワルキューレ(24)/アジチカ・梅村真也ほか/コアミックス
9.異世界おじさん(13)/殆ど死んでいる/KADOKAWA
10.ミステリと言う勿れ(15)/田村由美/小学館
参考:【画像】『葬送のフリーレン』「広報のフリーレン」パーティーに新たな仲間が 4月加入「勇者・ヒンメル」についた役職は……?
4月1日付けの日販調べ週間漫画ランキングからは、なろう系コミカライズの「おっさんもの」ジャンルのトップを走っているといっても過言ではない、乍藤和樹・佐賀崎しげるらによる『片田舎のおっさん、剣聖になる〜ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが放ってくれない件〜』(秋田書店)をピックアップ。
片田舎で子供たちに剣術を教えながら、慎ましく暮らしていた40代のベリル・ガーデナントが、騎士団長や魔法師団長など王国組織のトップに登り詰めるまでに大成した弟子達に振り回されていく物語である。
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ベリルは、王国の騎士団長となった弟子のアリューシア・シトラスから騎士団の剣術指南を頼まれ、王都へ向かう。剣の稽古は欠かさなかったベリルだったが、中年の自分が最前線で活躍する騎士達相手に指南できることなどないと謙虚な姿勢を見せるも、副騎士団長・ヘンブリッツとの模擬戦に圧勝。次第にベリルの剣士としての腕前が明らかになるだけでなく、片田舎の師範から王都での地位を徐々に確立していく。
本作が他の「おっさんもの」作品から頭1つ抜きん出ている理由の1つは、中年の苦労を忠実に再現していることが挙げられる。老練された技術により他を圧倒する実力を見せるが、遅れてやってくる筋肉痛に、疲労と比例しない睡眠時間など、その辛さに共感している読者も多いことだろう。
そんな本作は、本日4月5日よりアニメが放送される。ベリルを担当する声優は『 ONE PIECE』のサンジ役で知られる平田広明だ。渋みのあるダンディーな声質が、ベリルにしっかりとおっさんらしさを与えてくれるだろう。また、平田広明はアニメ放送に合わせて、YouTube「NBCUniversal Anime/Music」チャンネルにて「片田舎のおっさん、進行役(パーソナリティー)になる」と題したWEBラジオの配信にも出演する。アニメや原作だけでなく、ラジオでの話にも注目したいところだ。全てを満喫するためにも、原作を通して予習してみてはどうだろうか。
続いて、「おっさんもの」と聞いて黙っていられず、先週から大きく順位を上げてTOP10入りを果たしたのは、殆ど死んでいるによる『異世界おじさん』13巻(KADOKAWA)。9位に登場。おじさんが異世界へ転生するのではなく、異世界から戻ってきたおじさんが、その思い出を現実世界で語るという風変わりな作品だ。異世界ノリを甥っ子と楽しむ姿には、思わず笑い声が漏れてしまうことだろう。王道の「異世界もの」に飽きを感じていたらぜひ手に取ってみてほしい。ゲームハード事業に力を入れていた頃のSE⚪︎Aを知るオタクならば間違いなくハマるはずだ。
今週のランキング1位は、4月からアニメ2期の2クール目が放送される、日向夏・ねこクラゲによる『薬屋のひとりごと』15巻(スクウェア・エニックス)。本作は薬師の娘である猫猫(マオマオ)が、父から教えてもらった知識と明晰な頭脳で様々な問題を解決していくのだが、強すぎる好奇心から権力争いや政争に巻き込まれてしまう物語だ。本巻でもしっかり問題に巻き込まれ、猫猫を気にかける壬氏(ジンシ)を振り回すだけでなく、多くの読者が思わず1巻から読み直したくなるほどの衝撃的な事実が発覚する…! 途中で読むのをやめてしまった人も一見の価値ありだ。
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4位は、原泰久による『キングダム』75巻(集英社)。韓との大戦が幕を開けた本巻では、それぞれのキャラクターの成長に注目して欲しい。16万の大軍の副将となった李信は、以前のように開戦と同時に走り出すことなく悠然として戦場を見つめ、時と場所を見極めて乱戦へと足を運ぶ。また、李信が五千人将になった時の新人であった干斗らは、後輩たちの背を支えるたくましく頼りがいのある先輩の姿を見せている。長編だからこそ得られる彼らの成長の軌跡に感動せずにはいられない。最新巻を手に取り、彼らの勇姿を見届けよう。
7位は、遠藤達哉による『SPY×FAMILY』15巻(集英社)。2025年10月にアニメシーズン3の放送を控える本作は、漫画アプリ「ジャンプ+」の総合ランキングで不動の1位に君臨し続けている。累計発行部数は本巻刊行時で3800万部であり、一冊あたりに換算しても253万部と驚異的な数字を叩き出している。少年漫画好きを公言するのであれば、本作を避けて通ることはできないだろう。
8位はアジチカ・梅村真也らによる『終末のワルキューレ』24巻(コアミックス)。スサノヲノミコトVS新撰組一番隊組長・沖田総司がついに決着を迎える。新撰組は梅村真也が原作を手がけた『ちるらん 新撰組鎮魂歌』から沖田総司や近藤勇らが登場している。作中で、始まりの剣神と称されるスサノヲノミコトと、希代の剣の天才・沖田総司はどちらが勝鬨をあげたのか、その目で確かめよう。
※参考:日販「週間ベストセラー」
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