大阪杯に出走予定のホウオウビスケッツ(撮影:山中博喜) 今週の日曜日は、阪神競馬場で大阪杯(GI)が行われます。
大阪杯がGIに昇格した17年以降を見ると、2番人気以内の馬が5勝2着2回3着3回。勝率31.3%、連対率43.8%、複勝率62.5%と良績を残しています。単勝回収率は119%と高い数値になっていますし、複勝回収率も93%と悪くない結果になっています。1、2番人気の馬がどちらも馬券に絡めなかったのは22年だけですし、2番人気以内の馬は安定して走ってくれそうです。
しかし、6番人気以下の馬にも注意が必要なことも大阪杯の特徴です。17年以降の大阪杯では6番人気以下が2勝2着3回3着3回となっています。ここ2年の大阪杯では3着に二桁人気の馬が入線していますし、22年は8番人気が優勝し7番人気が3着になるなど高配当を演出しています。
このことから人気馬と人気薄を上手に組み合わせることが的中の近道になりそうです。今年の大阪杯でも人気の有無にこだわらず、各馬の能力や適性などをしっかりと把握することが重要と言えそうです。
はたしてAIはどういった結論に至ったのか。早速ですが、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。
◆GI初制覇へ不安なし
今週の大阪杯でAIが本命に抜擢したのは、人気薄が予想されるホウオウビスケッツでした。
週初の本命候補3頭には挙がっていなかった本馬ですが、その予想が一転しホウオウビスケッツに高評価が与えられました。
昨シーズンのホウオウビスケッツは函館記念(GIII)で重賞初制覇を飾ると、毎日王冠(GII)でも2着に好走。ハイレベルなメンバーが集まった天皇賞(秋)(GI)でも3着と大活躍。GIでも通用する能力を示し、充実の一年となりました。
さらなる飛躍が期待される今シーズンの初戦は中山金杯(GIII)。2番人気の支持を集めましたが、まさかの9着と大敗。レースでは大外枠から2番手を確保。逃げ馬をぴったりマークする形で道中は進みますが、逃げた馬がペースを緩めなかったことで厳しい展開に。しかも、トップハンデの59.5キロを背負っての競馬。直線半ばでは馬群に飲み込まれる結果となっています。このレースは枠順や展開、斤量など不利な要素が多かったですし大敗は致し方なかった印象。
前走の金鯱賞(GII)ではハナを切った馬が大逃げを打つ展開になりましたが、それについていくことなく離れた2番手を追走。4コーナーあたりで徐々に差を詰めて、直線では一旦先頭へ立つ場面も。ゴール前で勝ち馬の決め手に屈し2着と勝ち切ることはできませんでしたが、中山金杯が力負けではないことを証明する走りは見せています。
今回はGIで相手は強くなりますが、前走後から状態がグンと上がっているようです。また、陣営は以前からGIの中では大阪杯がベストの舞台だと思っていたそうですし、ビッグタイトル獲得へ力が入る一戦であるのは間違いないところ。内枠を引けたことも先行したい本馬にはプラス材料になりそうです。状態や条件に不安な点はなさそうですし、ここはGI初制覇の大チャンスと言えるのではないでしょうか。