レアル・マドリード、ホームで約5カ月ぶり痛恨黒星…好調バレンシアが後半AT劇的弾で要塞攻略

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2025年04月06日 01:32  サッカーキング

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マドリーはホームでバレンシアに敗北 [写真]=Getty Images
 ラ・リーガ第30節が5日に行われ、レアル・マドリードとバレンシアが対戦した。

 前節終了時点で19勝6分4敗の成績を残し、勝ち点「63」を積み上げているレアル・マドリード。首位を走るバルセロナとの勝ち点差はわずかに「3」。連覇達成のため、今節求められるのはラ・リーガにおける連勝の数を「4」に伸ばすこと。その先に、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)とチャンピオンズリーグ(CL)を含めた3冠の景色が待っているはずだ。

 今節、本拠地の『サンティアゴ・ベルナベウ』に迎えるのは、前節終了時点で7勝10分12敗の勝ち点「31」を獲得し、15位につけるバレンシア。降格圏の18位レガネスとは勝ち点差が「4」と、まだまだ気を抜けるような状況ではないが、ラ・リーガでは直近4試合を2勝2分と無敗で駆け抜けるなど、状態は決して悪くない。

 そんな両者によるゲームは、11分にレアル・マドリードにビッグチャンスが到来。GKフラン・ゴンサレスからのボールを受けたフェデリコ・バルベルデが、シンプルなスルーパスで背後を突くと、抜け出したキリアン・エンバペがセサル・タレガに倒される。当初、ギジェルモ・クアドラ・フェルナンデス主審はシミュレーションと判断し、エンバペに対してイエローカードを提示したものの、OFR(オンフィールドレビュー)を経て判定が変更。エンバペへのイエローカードは取り消し、そしてタレガにイエローカードが提示され、レアル・マドリードにPKが与えられた。

 キッカーは“エース”のヴィニシウス・ジュニオールが務めたものの、ゴール右下を狙ったキックはコースが甘く、GKギオルギ・ママルダシュヴィリにストップされてしまう。

 レアル・マドリードが絶好機を逃すと、直後にはバレンシアがゴールへ迫る。右コーナーキックを獲得すると、アンドレ・アルメイダの蹴ったアウトスイングのボールに合わせたのはムクタル・ディアカビ。強烈なヘディングシュートを叩き込み、バレンシアが先手を取った。

 ホームで先手を取られたレアル・マドリードは21分、敵陣右サイドのスペースでルーカス・バスケスからのスルーパスを受けたブラヒム・ディアスが、右足でクロスボールを送る。中央へ飛び込んだエンバペにはうまく合わなかったものの、クリスティアン・モスケラに当たったルーズボールをディアカビがクリアしようとした際、思わぬ方向にボールが飛び、結果的に自陣ゴールにボールを蹴り込む形に。意外な形で同点ゴールが生まれかと思われたが、ここはエンバペのポジションがオフサイド。バレンシアとしては難を逃れた。

 以降はレアル・マドリードがより多くのチャンスを作り出す。36分にはペナルティエリア手前でボールを持ったエンバペが、ブラヒムとのワンツーで前を向き、強烈なミドルシュートを放つも、GKママルダシュヴィリが横っ飛びセーブ。直後の右コーナーキックでもエンバペが右足を振ったが、ここはクロスバーに直撃。42分にはドリブルで中央を破って入ったジュード・ベリンガムがグラウンダーのシュートを転がすも、ここも枠を捉えきれない。

 前半はバレンシアの1点リードで折り返したものの、後半に入ると立ち上がりの50分、レアル・マドリードがセットプレーで試合を振り出しに戻す。ルカ・モドリッチの蹴った左コーナーキックをニアサイドでベリンガムが頭で逸らし、最後はヴィニシウスがダイレクトで押し込む。ヴィニシウスが前半のPK失敗を自らのゴールで取り返し、レアル・マドリードが同点に追いついた。

 以降はレアル・マドリードが主導権を握って時計の針を進めるが、なかなか逆転ゴールは奪えない。71分にはモドリッチからパスでボックス左に入ったエンバペが粘りを見せ、マイナス方向へ折り返すと、ゴール前へ飛び込んだバルベルデがダイレクトで合わせる。枠を捉えた一撃だったが、ここはGKママルダシュヴィリが立ちはだかった。

 終盤にかけてはレアル・マドリードが怒涛の攻撃を見せたものの、2点目を奪うことはできず、後半アディショナルタイム4分台に突入。だが、試合はこのままでは終わらなかった。バレンシアは敵陣中央でのルーズボールを頭で繋いだディエゴ・ロペスが、ウーゴ・ドゥロの落としを受け、スルーパスを送る。背後へ飛び出したラファ・ミルが折り返すと、最後はドゥロがヘディングシュートを叩き込んだ。

 試合はこのままタイムアップ。バレンシアが『サンティアゴ・ベルナベウ』で、レアル・マドリードのお株を奪う劇的勝ち越し劇をやってのけ、これで直近5試合の成績を3勝2分とした。また、今季アウェイゲームで初白星を手にしている。

 一方、ホームで痛恨の黒星を喫したレアル・マドリードのラ・リーガでの連勝は「3」で止まった。今節のゲームをこの後で控えるバルセロナの結果次第では、その差が「6」まで広がる可能性がある。なお、レアル・マドリードが『サンティアゴ・ベルナベウ』で敗れるのは、昨年11月5日に行われたCL・リーグフェーズ第4節ミラン戦(●1−3)以来、およそ5カ月ぶりのこととなった。

 この後、レアル・マドリードは8日、CL・準々決勝ファーストレグでアーセナルの本拠地に乗り込む。一方、バレンシアは11日、次節のラ・リーガでセビージャをホームに迎える。

【スコア】
レアル・マドリード 1−2 バレンシア

【得点者】
0−1 15分 ムクタル・ディアカビ(バレンシア)
1−1 50分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
1−2 90+5分 ウーゴ・ドゥロ(バレンシア)




【ゴール動画】試合の均衡を破ったのはディアカビ
アンドレ・アルメイダの高精度のCKに
飛び込んだのはディアカビ🔥🔥🔥
長期離脱のきっかけとなった
マドリー戦の悪夢を払拭する先制ゴール💪

🏆ラ・リーガ 第30節#レアル・マドリー v #バレンシア

📺https://t.co/RQUF2JreQA pic.twitter.com/oG9g6wRp4v— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) April 5, 2025

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