
※写真はイメージです
桜の季節が到来し、家族や友人と車で外出する機会も増えてくるシーズンになりました。高速道路を利用する機会も増えるかもしれませんが、時速100km前後で走る高速道路では、車線変更に注意してください。大きな事故につながりかねません。
◆車線変更の正しい順序を知ろう
はじめに、菰田さんは高速道路で車線変更する手順について「道路交通法では“車線変更する約3秒前に合図を出す”と定められています。あらかじめバックミラーなどで安全を確認してから合図を出さなければなりません。ここでいう“合図”は一般的にウインカーです。つまり“安全確認をしてウインカーを出し、その3秒後に車線変更開始”が正しい順序です」と説明します。
しかし、菰田さんいわく3秒前にウインカーを出してから車線変更するドライバーは稀だと言い、「ウインカーを出す意味は、ほかの車に自分の行動予定を示すためです。なので“車線変更したい”と思ったら、すぐにウインカーを出しましょう。そして、3秒間ほかの車の動向を見て、安全だと確認できたらゆっくり車線変更することをおすすめします」と話します。
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◆ハンドルを切り過ぎないように注意
高速道路では、後ろから速い車が迫ってくる場合もあります。そのため、車線変更する際はバックミラーを複数回確認し、近づいてくる車の速さを予測することも必要で、特に走行車線から追い越し車線に移るときは要注意です。
そして、追い越し車線に移って走行車線の車を追い抜いた後、前方に車がいない場合は、再び走行車線に戻ることも大切です。菰田さんは「戻るタイミングは、追い抜いた車のフロント部分を、ドアミラーではなくルームミラーで確認できたときです」と補足します。
また、高速道路では少しハンドルを動かしただけで大きく進路が変わってしまいます。「ハンドルには指1本分ぐらいの遊び(手応えのない範囲)があります。車線変更の際は、その遊びの範囲内で車線変更したい方向にハンドルをやや押す程度で大丈夫です」と言います。
なお、時速100kmで走る車は1秒間に28m、5秒間で140m進みます。高速道路の法定速度は時速100kmですが、最近は一部で120キロの制限速度の区間もできました。だからこそ、より丁寧な運転が必要になります。
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◆適切なタイミングと手順で車線変更を
車線変更してはいけない、あるいは避けるべき状況もあります。まず、トンネル内での追い越しは道路交通法で原則として禁止されています。また、雨や雪が降っているときは、路面が滑りやすく視界も悪くなりがちです。そんな状況のなか急にハンドルを切るとスリップする可能性が高くなり、車との接触事故や追突事故につながって大惨事が起きかねません。
高速道路では、急ぐ気持ちが先行して頻繫に車線変更する車も少なくありません。事故を防ぐためにもなるべく同じ車線をキープし、必要なときのみ車線変更をおこなってください。無茶な運転はせず、細心の注意を払って安全に走行しましょう。
<番組概要>
番組名:JA共済 presents なるほど!交通安全
放送日時:毎週金曜 7:20〜7:27
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/koutsu/
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