大阪杯に出走予定のエコロヴァルツ(撮影:下野雄規) 阪神内回りコースを使用する2000m戦で、2017年からGI競走に格上げされた定量戦。瞬発力よりもロングスパートに耐えられる持久力や立ち回りの器用さが求められるケースが多く、上がり最速馬は【1-3-2-5】。また、G1競走に昇格後1番人気馬は【2-1-2-3】と期待を裏切るケースが多い。
◎エコロヴァルツは中山記念2着。半マイル通過47.0秒とはいえ、逃げ先行馬が総崩れとなったこのレースで積極的にポジションを取りに行き、自ら勝ちに行った内容は最後ハナ差交わされてしまったとはいえ、高く評価できる。2歳時には新馬、コスモス賞を連勝し朝日杯FSではメンバー最速の末脚でジャンタルマンタルに迫った馬。クラシック三冠は思うような結果を残せなかったが前走、前々走は確かな成長を感じさせる内容だった。
〇シックスペンスは中山記念優勝馬。3歳時にはスプリングSに勝ち、毎日王冠で古馬を一蹴しながらも目標としていたマイルCSは蹄不安により回避。しかし、約5か月ぶりの実戦となった前走をレコード勝ち。改めて高いスピード能力を示している。今回は2度の坂越含む200mの距離延長がポイントになりそうだが、これまでのレースぶりから必要以上にナーバスになる必要はないと判断した。
▲ステレンボッシュは桜花賞馬。オークスは2着。オークスで先着を許したチェルヴィニアはジャパンCで4着と健闘した。遠征した香港ヴァーズは大外枠から行き脚が付かず最後方待機。大外をまわりながら最後の直線で1度は先頭に立ったものの、そこで力尽きた。そこからしっかりと間隔を空けて挑む一戦。
△ジャスティンパレスは一昨年の天皇賞(秋)2着で宝塚記念3着。昨年は天皇賞(秋)4着でジャパンC、有馬記念はいずれも5着だった。一瞬の脚というよりも長く良い脚を使うタイプで阪神の内回りコースはあっているはず。相手関係からも無視できない1頭だ。
ほかでは同じくロングスパート型の△コスモキュランダと充実著しい△ロードデルレイ。最後に長期休養明けを2度使われた実力馬△ボルドグフーシュの復活も考えておきたい。