アーセナルを率いるアルテタ監督 [写真]=Getty Images アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、判定への不満を口にした。5日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
プレミアリーグ第31節が5日に行われ、アーセナルはエヴァートンと対戦。34分にレアンドロ・トロサールのゴールで先制したものの、49分にイリマン・エンディアイエにPKから同点弾を許し、1−1のドローに終わった。この結果、1試合未消化の首位リヴァプールとの勝ち点差は「11」となっている。
この試合で話題となっているのはエヴァートンがPKを獲得した場面。マイルズ・ルイス・スケリーがジャック・ハリソンを倒したことで、ダレン・イングランド主審はすぐさまPKと判定し、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による確認も行われたものの、主審の判定を支持してエヴァートンが同点弾を決めていた。
しかし、この判定にアルテタ監督は納得していない模様で、試合後には「100パーセントイライラしている」と不満を強調しながら、次のように語った。
「試合は完全にコントロールしていた。後半も優勢を維持したいと思っていたけど、審判は何もないところでPKを与えることを決断した。15回も見たけど、私の意見では絶対にPKではない」
「彼ら(エヴァートン)は自分たちの仕事をするのがとても上手だ。私たちはセットプレーにつながる愚かなファウルを何度も与えてしまった。彼らは何も生み出していなかった」
なお、プレミアリーグのマッチセンターはX(旧:ツイッター)でこの判定について「ルイス・スケリーがハリソンにチャレンジした際の主審のPK判定をVARで確認した。接触はPKには十分でエリア内だったと判断された」と説明している。
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