<新年度、不安>ママ友、パパ友をつくりたいですか?相談相手として心強いけれど不安にも…

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2025年04月06日 19:30  ママスタセレクト

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子育てで大事なのは自分だけで頑張ろうとしすぎないことではないでしょうか。頼れる人や場所にはしっかり頼りながら乗り越えていくことが大切。しかし頼った相手に、予想していなかった複雑な気持ちを抱くこともあるかもしれません。先日株式会社ママプロジェクトJapanは、123人の子育て当事者を対象に「子育ての悩みの相談先」について調査しました。子育ての相談ができるママ友やパパ友がほしい気持ちがありながらも、そうした同士の存在が悩みの種にもなってしまう親たちのリアルなジレンマが見えてきます。

8割以上の親が同学年の子を持つママ友やパパ友と親しくしたいと考えている



ママ友は同じ子育て当事者として悩みを共感して愚痴を言い合えたり、幼稚園や小学校の情報共有ができたりと、学生時代の友達とはまた違った特別な存在ですよね。とくにわが子と同学年の子どもがいるママ友だと、子ども同士も友達になって親子で距離が近くなるものでしょう。子どもが入園や入学をすると「わが子と同級生のママ友がほしい」と思う人も少なくないはず。
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実際に今回の調査でも、8割以上の親が同じ学年の子を持つママ友やパパ友と親しくしたいと考えていることがわかりました。
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その理由としては「子ども同士を遊ばせられる」(61%)、「子育ての悩みに共感し合える」(53.7%)、「子育てに関する役に立つ情報を得られる」(43.1%)など。わが子の遊び相手や情報交換の相手としてだけでなく精神的な支えとしても期待していることがうかがえます。

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そうした同じ学年の子を持つママ友やパパ友と出会うのは「子どもの通う保育園・幼稚園」が69.2%と最多。次いで「小学校」(60.8%)、「習い事」(32.5%)といった順になりました。普段の送迎などで挨拶するだけでなく、園や小学校の行事や保護者会などで親しくなることが多いのではないでしょうか。

わが子と同じ学年の子を持つママ友と一緒にいて不安を覚えた経験がありますか?


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一方で同じ子育て当事者との会話や育児書の情報などを目にして、自分の子育てのやり方や子どもの発達が不安になった経験がある人もいるのではないでしょうか。今回の調査でも「子育てについての話題に触れたときや相談をしたときに、不安になったり気持ちが落ち着かなくなる経験をしたことがありますか?」という質問に91.9%が「ある」と回答しました。
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「ある」と回答した人は、実際にどんなシチュエーションで不安になるのでしょうか。不安になったときの相手先としては「学校や園の先生」が10.6%、「他学年の子を持つ友人や知人」が12.2%、「SNSやブログ、書籍等からの情報」が14.6%、「専門家(教育史やカウンセラー)」が11.4%、「近い親戚(例:実母、義母)」が6.5%といった回答が得られました。
学校や園の先生から家庭での過ごし方や子どもの発育について指摘されたり、SNSで子育てに関する嘘か本当かわからない情報に踊らされたり、実母や義母から自分の子育てについて口を出されたり。そんな経験がある人も少なくないでしょう。

園や学校以外のサードプレイスが重要



不安になったときの相手先として最も多かったのが「同じ学年の子を持つママ・パパ友」で、23.6%にのぼります。わが子と同じ学年の子どもだと子ども同士も友達になってママ友同士も距離が近くなったり、リアルタイムで情報交換がしやすかったりとメリットが多い一方で、子育てに関する不安を増幅させてしまうきっかけにもなっているのでしょう。
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実際に不安となる理由(複数回答)を聞いてみると、「他の子どもと比較して、わが子のできてないところがより目につく」(45.5%)、「わが子の将来が心配になる」(57.7%)、「自分が「できていない」と感じる」(44.7%)、「様々な情報が耳に入り、より迷いが増す」(41.5%)など複合的な要因があげられていました。現在のわが子の成長のことだけでなく、自分自身の子育てや情報の多さに思い悩むケースがあるようです。

同じ学年の子を持つママ友やパパ友と親しくしたいという思いがありながらも、その存在によって不安を抱いてしまうというジレンマ。どうしても相手の子と比較して、不安やモヤモヤを感じてしまうのかもしれません。

そうした不安を感じたら、子どもの生活圏や人間関係によるしがらみがないサードプレイスを作るのはいかがでしょうか。サードプレイスとはカフェや喫茶店、バー、自分自身のサークルや習い事、趣味やボランティア、コワーキングスペースなど、自宅や職場、家庭とは別に存在する第3の場所。ママ友と適度な距離を取ることでこれまでのストレスや不安が軽減されるでしょうし、新しい価値観で自分の子育てを俯瞰して見られるようになるかもしれません。さらには他者と繋がれることで孤独が解消したりしがらみがない場所だからこそ本音で話せたりと、メリットもあります。
皆さんも子どもの生活圏や人間関係によるしがらみから子育てに不安を感じたら、この春から新たなコミュニティでゆるやかに繋がれる人間関係を作ることを検討してみてはいかがでしょうか。

文・AKI 編集・みやび イラスト・チル

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このニュースに関するつぶやき

  • 相談相手には、子供のいる義妹や友達や子供のクラスの担任の先生がいるので、あえてママ友を作る必要も無いですなぁ。子供同士も仲良く遊んでいますよ。
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