トッテナムが5試合ぶりの勝利…菅原所属のサウサンプトンは7試合を残して降格決定

0

2025年04月07日 00:49  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

今節、降格の決まったサウサンプトン[写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第31節が6日に行われ、トッテナムとサウサンプトンが対戦した。
 
 試合開始前時点で、勝ち点「34」の獲得に留まっているトッテナムは16位に低迷。現在はリーグ4試合勝ちなしと、アンジェ・ポステコグルー監督解任の噂がささやかれ始めている。勝ち進むUEFAヨーロッパリーグ(EL)に弾みをつける意味でも、勝利につなげたい一戦となる。

 対するサウサンプトンは20位に沈んでおり、今シーズンは終始苦しい戦いが続いている。17位ウルブスが昨日の試合で勝利したことにより、暫定で勝ち点差が「22」に。今節、敗北を喫してしまうと降格が決定する状況だった。
 
 サウサンプトンに所属する日本代表DF菅原由勢がベンチスタートとなった試合は、トッテナムが13分に試合を動かす。左サイドのソン・フンミンにボールが渡ると、デスティニー・ウドジェがオーバーラップ。そのウドジェのクロスにブレナン・ジョンソンが合わせ、トッテナムが先制に成功する。

 迎えた42分、再びB・ジョンソンが得点を奪う。右サイドから高弾道のクロスが送られると、一度は跳ね返されたものの、ジェームズ・マディソンのパスを受けたB・ジョンソンがダイレクトで流し込んだ。

 後半に入ると、73分にサウサンプトンは菅原と長身FWポール・オヌアチュを投入。攻撃の糸口をなかなか見つけ出せずにいたが、90分にマテウス・フェルナンデスがようやく1点を返す。

 しかしサウサンプトンの反撃はここまで。後半アディショナルタイムにB・ジョンソンが得たPKを、マティス・テルが沈め、トッテナムがリードを2点に広げた。そのまま試合は3−1で終了し、トッテナムが5試合ぶりの白星を手にしている。一方、敗れたサウサンプトンは降格が決定。1シーズンでチャンピオンシップ(イングランド2部)へ戻ることになった。
 
 トッテナムは10日にEL・準々決勝ファーストレグが控えており、ホームでフランクフルトと対戦した後、13日にウルブス戦が控えている。サウサンプトンは次節、12日にアストン・ヴィラと対戦する


【スコア】
トッテナム 3−1 サウサンプトン

【得点者】
1−0 13分 ブレナン・ジョンソン(トッテナム)
2−0 42分 ブレナン・ジョンソン(トッテナム)
2−1 90分 マテウス・フェルナンデス(サウサンプトン)
3−1 90分+6分 マティス・テル(PK/トッテナム)

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定