リコール・製品事故情報を発信する経済産業省の公式X(Twitter)アカウントが投稿した、「電子レンジでチンしてはいけない意外なもの」がためになります。この春から1人暮らしを始める人も必見。
●お湯を沸かすのが面倒なときにやってしまいそうなNG行為
経済産業省・製品事故対策室のXアカウントが注意喚起したのは、「カップ麺容器、チンしちゃダメ!!!」というもの。「スパークが発生して、故障や火災の危険が」「『電子レンジ調理不可』の表示は、要チェック」という説明と合わせて、実際にカップ麺の容器をチンしてみる検証動画を公開しています。
カップラーメンのふたに穴を開けて水を入れ、そのまま電子レンジで加熱してみると……あっという間に火花が散ってふたが発火。バチバチという音がして、炎が燃え上がりました。これは恐ろしい……。
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●紙のように見えてアルミが使われていることも
カップ麺の容器はふたにアルミを使用しているものが多く、電子レンジを使用するとスパーク(火花が発生)してしまう危険があるとのこと。吹きこぼれによるやけどのおそれがあるほか、破裂、発火、破損といった重大事故につながる可能性があります(参考:NITE)。
海外では「常温の水を入れて電子レンジでチンする」という調理方法を採用しているインスタント食品もありますが、日本のカップ麺は「沸かしたお湯を入れる」という方式が一般的。商品パッケージをよく確認し、誤った方法で調理しないように気をつけましょう。
画像引用:【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策室)の公式Xアカウントより
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