英国の演劇賞「ローレンス・オリヴィエ賞」4部門ノミネートされた舞台『千と千尋の神隠し』 撮影:Johan Persson 英国演劇界で最も権威のある「ローレンス・オリヴィエ賞」の授賞式が、現地時間6日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにて開催された。4部門にノミネートされていた舞台『千と千尋の神隠し』(英題:Spirited Away)は、残念ながら受賞には至らなかった。
【写真】名シーン&雰囲気を完全再現!舞台『千と千尋の神隠し』英国公演の様子 ローレンス・オリヴィエ賞は、その年にイギリス国内で上演された演劇、オペラ、ダンス、ミュージカルなどに贈られる、英国最高峰の演劇賞。
昨年、ロンドン・コロシアムにて4月30日から8月24日までの約4ヶ月間、全135公演で30万人を動員した『千と千尋の神隠し』は、以下の4部門にノミネートされていた。
最優秀新作演劇作品賞(エンタテインメント部門)
最優秀衣裳デザイン賞(中原幸子)
最優秀美術デザイン賞(ジョン・ボウサー〈美術〉、トビー・オリエ&デイジー・ビーティー〈パペットデザイン〉、栗山聡之/マグナックス〈映像〉)
最優秀音響デザイン賞(山本浩一/エス・シー・アライアンス)
惜しくも受賞には届かなかったが、同作がロンドンの演劇界で高く評価されたことに疑いはない。
なお、舞台『千と千尋の神隠し』は、7月から8月にかけて中国・上海での上演が予定されている。
原作:宮崎駿(※崎=たつさき)
製作:東宝
協力:スタジオジブリ
共同製作:PWプロダクションズ