
みなさんはロシアを起源とする品種の「サイベリアン」という猫をご存知でしょうか。SNSではサイベリアンの「ヤマネコ」との生活を漫画にした『サイベリアンのヤマネコ』シリーズが人気を博しており、以前「ヤマネコ」という名で活動する作者のX(旧Twitter)にポストされた『撮影の裏側』は、多くの人から注目を集めて1万もの「いいね」が寄せられています。
そもそも『撮影の裏側』は、ヤマネコが着る毛布の中で温まっている様子を撮影した動画について描いた作品です。ちなみに、着る毛布で温まるヤマネコの動画は3.6万の「いいね」を獲得し、「可愛すぎる」「心も温まった」など数多くの反響も上がっていました。
飼い主はヤマネコの鳴き声や行動で何を求めているのか、大体の見当がつくそうです。ある日のヤマネコは「今日はココに座って着る毛布の中で寝かせろ」と要求し、飼い主も言われるがまま応じます。
そして、着る毛布の中に入って定位置を決めると、爆速で眠りにつくヤマネコ。飼い主は愛くるしい寝顔に癒されていたものの、同じ姿勢になったまま1時間半が経過します。「そろそろ起きて…」と願うも、可愛い寝顔のため起こすことを躊躇。そして、飼い主の足や尻が限界を迎えるのでした。
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読者からは「ここまで大変な撮影だったなんて…」「起こせない気持ちは手に取るように分かる」といった声が。そこで作者のヤマネコさんに、同作を描いたきっかけについて話を聞きました。
―『サイベリアンのヤマネコ』シリーズを描くようになったきっかけについてお聞かせください。
2年前にぎっくり腰になり、まともに写真や動画をとれなくなった時に今の状況を伝えたくて漫画にしたのがはじまりです。
―『撮影の裏側』の中で特にお気に入りの場面があれば、理由と一緒に教えてください。
ラストカットの「こんな瞬間を撮影しています。」です。ホッカホカになって満足げな様子のヤマネコと、ヤマネコが着る毛布の中で寝てくれて嬉しいけど、苦しみもあるような飼い主の顔を一緒に見ていただけるかもと思い描きました。
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―これまでの撮影を振り返った時に中でも特に苦労した撮影をお聞かせください。
大変だったのは、ヤマネコが生身の腕を5分間フニフニしてきてそれを耐えた時の撮影です。痛みに耐えてました。
―読者にメッセージをお願いいたします。
漫画を描きはじめて2年が経ちますが、ヤマネコと飼い主の日常をたくさんの方に見ていただいて、たくさんの反応をいただけたおかげでここまで描き続けられました。これからもヤマネコのことをたくさん観察して書き留めていきたいので、楽しんでいただけるとうれしいです。
(海川 まこと/漫画収集家)
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