
世界最高の舞台「マスターズ」を翌週に控えた“前哨戦”、バレロ・テキサス・オープン最終日に臨んだ久常涼(22、SBSホールディングス)は、3バーディ、5ボギーの「74」で回り、4アンダーの5位タイに入った。今大会の優勝者に与えられるマスターズの切符を獲得することはできず、2年連続出場はならなかった。
首位と6打差の5位タイからスタートした久常は、前半を1バーディ、2ボギーで回り、スコアを一つ落として後半へ入った。10番でバーディを奪ったものの、13番のパー3でグリーンエッジからの第2打は、カップを大きくオーバーしボギー。14番でバーディも、15番でボギーと出入りの激しいゴルフで、最終18番のパー5も4オン2パットのボギーフィニッシュとなった。
ホールアウト後、インタビューに応じた久常は「今日もタフな展開で、いい流れで途中耐えながらバーディを取れたりもしてたので良かったんですけど、最初と最後、両方(ボギー)で残念です」と悔しさを滲ませたが、「また休んで頑張りたい」と、前を向いた。
12アンダーの単独トップから出たブライアン・ハーマン(38、アメリカ)が3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「75」とスコアを3つ落としたが、9アンダーで逃げ切り優勝。マスターズの出場権を掴んだ。
【最終日 結果】
1位 B.ハーマン ‐9
2位 R.ジェラルド -6
3位 A.ノバク、M.マクネリ ‐5
5位 久常涼、他6人 ‐4
|
|