グアルディオラ監督とフォーデン [写真]=Getty Images マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、マンチェスター・ユナイテッドの一部サポーターに苦言を呈した。6日、イギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。
プレミアリーグ第31節が6日に行われ、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドによる“マンチェスター・ダービー”が開催されたが、最後まで両者に得点は生まれず、0−0のドローに終わった。
この試合に先発出場したマンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFフィル・フォーデンは58分に途中交代となったが、マンチェスター・ユナイテッドの本拠地『オールド・トラッフォード』の一部のサポーターからは、同選手の母親に対する侮辱的なチャントが歌われていた。
このことに試合後、グアルディオラ監督は「品位に欠ける。だが、問題はユナイテッドではなく、人々だ」と怒りを見せながら、一部サポーターを非難した。
「私たちは非常に無防備だ。世界のフットボールでスクリーンに映し出されている人間、特に監督、オーナー、そして選手たちだ。正直、フィルの母親について話をしている人たちの気持ちが理解できない。誠実さや品格に欠けており、彼らは恥じるべきだ。だが、これが現実だ。これはイギリスだけではなく、どこでも起きていることなんだ」
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