フリースタイルスキー・モーグルで25年世界選手権日本代表の島川拓也(26=日本仮設)が5日、札幌市内でトークショーに参加した。新シーズンに向け、新しい取り組みを明かした。
22年北京五輪(オリンピック)男子金メダルのウォルター・ウォルバーグ(スウェーデン)、同銀メダルのミカエル・キングスベリー(カナダ)、同5位のニック・ページ(米国)とともに登壇。会場に集まった子どもたちから質問を受けた。
姿勢を維持してスピードを出す方法を問われると「日常の生活から姿勢を正すように意識すると良い。学校で授業を受ける時間からも良い姿勢を維持すれば、スキー板を履いた時にも良いポジションでスキーができる」とアドバイスした。
自身は26年ミラノ・コルティナ五輪出場を目指す。今季はワールドカップ(W杯)で最高7位。世界選手権にも出場したが、デュアルモーグル11位、モーグル18位と伸び悩んだ。オフでは「自転車のトレーニングで基礎体力をつける。体のしなやかさを鍛えるためにピラティスを始めたい」と宣言。ミカエルから「ゴルフもやってみたら?」と提案されると、「オフコース」と笑顔を見せた。
最後に「夢や目標を持ったときは、不安や焦りが出てくるが、支えてくれる方が周りにいることを武器にひたすら頑張るしかない」と子どもたちにエールを送るとともに、自らにも言い聞かせていた。
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