松山英樹「もう一回勝ちたい」2度目のマスターズ制覇へ!ライバルは最強の海外勢BIG3【4月10日開幕】

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2025年04月07日 17:01  TBS NEWS DIG

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世界最高の夢舞台、ゴルフのマスターズが4月10日に開幕する。注目は何と言っても、2021年以来2度目の優勝を狙う日本の松山英樹(33、LEXUS)と、”BIG3”とも言われる最強の海外勢だ。

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松山英樹、2度目のマスターズ制覇へ

日本ゴルフ界の歴史が塗り替えられたのは2021年。松山はアジア勢で初のマスターズ王者に輝き、グリーンジャケットに袖を通した。

今年の米男子ゴルフの今季開幕戦、ザ・セントリーでは、米ツアー新記録となる通算35アンダーをマークして優勝、通算11勝目を挙げた松山が、2度目のマスターズ制覇に挑む。

松山英樹:結果を出していきたいっていうのもあるんですけど、(2021年に)勝った時みたいに自信をもってスタートできる、不安がない状態でスタートしたいですよね。もう一回勝ちたいなと思ってますし、本当に最善の準備をしたいなと思ってます。
 

松山のライバル“世界最強BIG3”

そんな松山の前に立ちはだかるのは、“世界最強BIG3”と言われる海外勢の3人だ。優勝候補筆頭は、昨年のマスターズ覇者、スコッティ・シェフラー(28、アメリカ)。

2022年と24年にマスターズを制覇。昨年は、ザ・プレーヤーズ選手権で大会史上初の連覇を達成するなど、米ツアーで8勝をあげ約100億円を稼いだ。パリオリンピック™でも金メダルに輝き、約3年に渡り世界ランク1位に君臨している。プライベートも、昨年5月に第一子であるベネットくんが生まれるなど絶好調。「勝つために生まれてきたと思っている」と話すなど、史上4人目のマスターズ連覇を狙う。
 

シャウフェレと松山、因縁の2人


世界ランク3位のザンダー・シャウフェレ(31、アメリカ)も優勝候補の一人だ。

松山が優勝した2021年のマスターズ。決勝ラウンドの2日間を松山と過ごしたのがシャウフェレだった。2人は激しい優勝争いを演じ、松山は、2位と1打差、3位タイのシャウフェレとは3打差で、マスターズを初制覇した。

その4か月後の東京五輪で、2人は再び火花を散らした。男子ゴルフは3日目を終えて、14アンダーのシャウフェレがトップ。1打差の13アンダーで松山が2位に着け、最終日最終組で2人は同組となった。

前半だけで4バーディを奪い、松山に最大5打差をつけたシャウフェレ。後半に入り一時1打差まで詰め寄られたが、17番でバーディを奪い18アンダーで金メダルに輝いた。松山はメダルには届かず、15アンダーの4位に終わった。
 

シャウフェレと日本、その意外な関係性

シャウフェレにとって、この金メダルには特別な意味があった。

「(東京五輪の)表彰台で金メダルを掲げたことは忘れられないよ。日本と繋がりを持つ家族がいるからね」と語ったシャウフェレ。台湾出身の母は日本で育ち、祖父母は今も東京に住む。これまでの最高順位は2019年の2位。日本を愛する金メダリストが、悲願のマスターズ初制覇へ挑む。
 

世界一の飛ばし屋・B.デシャンボー

“世界一の飛ばし屋”と言われるブライソン・デシャンボー(31)も松山の強力なライバルだ。昨年は全米オープンを制し、平均飛距離は、323.5ヤードを記録した。

規格外なエピソードの数々

デシャンボーは、そのパワーのみならず、エピソードも規格外。ショットの衝撃で、クラブを真っ二つにしたことや、ショットを遮る巨大な案内板を自ら担いで撤去したこともある。

昨年のマスターズでは、自己最高となる6位タイに入った。「マスターズは飛距離が大きな武器になる。僕にとってはアドバンテージだね。」と話すデシャンボー。持ち味の飛距離で、今年はさらなる飛躍を狙う。

激戦必至の夢舞台、マスターズ。頂点を目指すスーパースターたちの戦いは、10日に幕が上がる。

*写真は左から、松山英樹選手、X.シャウフェレ選手、B.デシャンボー選手、S.シェフラー選手。

*世界ランクは3月30日時点。

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