マンCが関心を寄せているヴィルツ [写真]=Getty Images マンチェスター・シティがレヴァークーゼン所属のドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツへの関心を強めているようだ。6日、イギリス紙『ミラー』や『ESPN』が伝えている。
現地時間4日、ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネが自身の公式SNSを通じて、今シーズン限りでのマンチェスター・シティ退団を発表。2015年夏の加入以降、絶対的司令塔としてチームを牽引し続け、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含む合計18個のタイトル獲得に貢献した33歳が、スカイブルーのユニフォームを脱ぐこととなった。
“一時代”が終わることとなったマンチェスター・シティだが、すでにデ・ブライネの後釜確保に向けて動いている模様。報道によると、以前から動向を注視していたヴィルツを今夏のトップターゲットに据え、獲得に向けた動きを強める構えのようだ。同選手に対してはバイエルンも関心を寄せており、レヴァークーゼンも新契約締結に向けて動いているが、マンチェスター・シティは1億ポンド(約188億円)以上の移籍金を支払う用意があるという。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、マンチェスター・シティにとってヴィルツが「夢のターゲットである」と指摘。しかし、レヴァークーゼンが昇給を含んだ新契約を提示していることや、バイエルンも同選手を今夏のトップターゲットに据えていることを考慮すると、獲得へのハードルは決して低くないと語っている。
ここまで公式戦通算414試合で106ゴール176アシストをマークするなど、圧倒的な存在感を発揮してきた“レジェンド”との別れが迫るマンチェスター・シティ。後継者としてヴィルツを獲得することになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。