ハンセン指数を表示するスクリーン=7日、香港(EPA時事) 【香港時事】週明け7日のアジア株式市場では、主要株価指数が軒並み大幅安となった。米国の相互関税に伴う世界的な貿易戦争が深刻な景気後退を招くとの警戒感が、相場の重しとなった。
香港市場のハンセン指数は前営業日比13.22%安で終了。中国電子商取引大手アリババ集団やインターネットサービス大手、騰訊(テンセント)といったハイテク株や金融株を中心に、幅広い銘柄が売られた。
中国の上海総合指数は7.34%安、韓国の総合株価指数(KOSPI)は5.57%安、台湾の加権指数は9.70%安、シンガポールのストレーツ・タイムズ指数は7.46%安と、いずれも急落した。