ノルディックスキー・ジャンプ男子で22年北京五輪(オリンピック)個人ノーマルヒル金メダルの小林陵侑(28=チームROY)が7日、シーズンを終えて羽田空港に帰国した。「上出来」の五輪プレシーズンを振り返った。
今季はW杯で3勝、世界選手権で銅メダルを獲得し「結果としては上出来。高いレベルで競技ができている」と喜んだ。
シーズン序盤は表彰台に上がれずに苦しみ「記憶が薄い。ずいぶん前のことに感じる」と複雑な表情を見せた。ただ尻上がりに調子を上げ、2月のW杯札幌大会で優勝。そこから3連勝し「中盤から波に乗れて、楽しかった」と笑顔を見せた。
来季に向け、中国でキャンプを積む予定。「冬にトップギアで入れるように、夏はしっかり準備したい」と誓った。ミラノ・コルティナ五輪を控えるが「自信になった今季を糧に乗り込みたい」と見据えた。
団体戦では、これまでの4人方式から、2人1組の「スーパー団体」に変更される。3月のW杯団体第3戦では、二階堂蓮(日本ビール)と組んで銅メダルを獲得した。22年北京五輪では表彰台を逃したが「団体は何が起こるか分からない。その面、楽しいっすよね。金メダルも狙える」と明るい表情を見せていた。
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