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静岡県島田市の病院で看護師を蹴るなどしてけがを負わせたとして、静岡県警掛川署が8日、傷害の疑いで、いずれも自称の俳優広末涼子容疑者(44)を現行犯逮捕したことが、同署への取材で分かった。
インターネット上では、この「自称」がトレンド入りした。
署によると、逮捕容疑は8日午前0時20分ごろ、島田市内の病院で治療を待っていた最中に看護師の女性(37)を蹴ったり、腕を引っかいたりしてけがを負わせた疑い。認否などは明らかになっておらず、詳しい当時の状況など捜査中。看護師の女性は擦り傷を負ったという。
警察発表の「自称」とは? 警察が事件の発表を行う際、「住所、氏名、いずれも自称」などの前置きが、容疑者名に付けられる場合がある。警察は、事件の容疑者を逮捕し、氏名などを広報する場合、確実に容疑者の身元が確認できている場合、自称はつけない。逮捕後の調べから、発表までに、容疑者の氏名、住所などが確実に確定できない場合、本人供述の住所氏名が虚偽である可能性や、別人の個人情報を騙っている恐れもあるため、「自称」をつけて広報する。
今回の逮捕では、傷害事件の前段で、高速道路での交通事故が発生している。自称・広末涼子容疑者が運転していた場合、免許証を携帯していたはずだが、免許証が事故の影響などで破損、紛失するなど確認できなかったか、そもそも免許証だけでは身分確認に至らなかったのか詳細は不明だ。いずれにしても、今回の県警の発表段階では、自称・広末容疑者が女優広末涼子本人であることを、確認できなかったために自称がついていることになる。
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自称・広末容疑者について、捜査関係者は、身分証明書などの照会はできなかったが、容疑者の外見などは俳優の広末涼子本人とみられるとしている。
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