劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACKメインビジュアル (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会 4月8日は忠犬ハチ公の日です。
渋谷駅のシンボルであるハチ公は、亡き飼い主を10年間も待ち続けたことで知られています。その変わらぬ忠誠心は、時を経た今もなお多くの人の心を動かしています。
アニメやゲームの世界にも、一途な想いを抱くキャラクターは数多く登場します。大切な人を想い続ける者、壮大な夢の実現に向けて努力を重ねる者、ひとつの技を極めるために修行に励む者……。その姿には、ハチ公と通じる不屈の精神が感じられます。
そこでアニメ!アニメ!では「“一途な”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。4月3日から4月6日までのアンケート期間中に290人から回答を得ました。
男女比は男性約25パーセント、女性約75パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約70パーセントと若年層が中心でした。
■愛に生きるキャラクターたちが集結!
第1位
1位は『呪術廻戦』の乙骨憂太。支持率は約8パーセントで、昨年の2位からランクアップしました。
乙骨憂太は『劇場版 呪術廻戦 0』の主人公です。「子どもの頃に結婚を誓った里香ちゃんが亡くなり、怨霊になって取り憑かれてしまっても、愛し続けているから。バトル中に女たらしだと罵倒された際、“失礼だな 純愛だよ”と平然と言い切れるのもカッコイイ!」や「異形の姿になってしまった里香に“一緒に逝こう?”とキスを交わすシーンが最高!」、「King Gnuの主題歌『一途』がこれ以上似合うキャラクターはいない」と、変わらぬ恋心にキュンとした読者から多くの票が寄せられました。
なお『呪術廻戦』は新作の制作が決定しており、劇場版総集編『呪術廻戦 懐玉・玉折』も5月30日に公開予定です。
第2位
2位は『進撃の巨人』のミカサ・アッカーマン。支持率は約7パーセントで、昨年の6位から順位を大きく上げました。
主人公エレン・イェーガーの幼なじみであるミカサには、「『進撃の巨人』の長い物語の中で一貫してエレンを想い、行動してきたから。ラストまで見届けた人なら誰もが納得するはず」や「エレンのことを大切に思う気持ちが伝わってくるから。あのキスシーンは一生忘れられないと」、「エレンのためなら何でもするという一途さが美しくも有り、少し恐ろしくもあります」と、人気シリーズのヒロインが上位に。
本作は2024年に『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』が公開。フィナーレを迎えたことも昨年からランクアップした理由でしょう。
第3位
3位は『NARUTO -ナルト-』の日向ヒナタ。支持率は約6パーセントで、昨年の1位からランクダウンしましたが、依然としてトップ3をキープしています。
ヒナタは日向一族のくノ一で、白眼という特殊な眼の持ち主です。「小さい頃からナルトに想いを寄せ続けていて、思わず応援したくなるほど一途な子です。『THE LAST -NARUTO THE MOVIE』でナルトのために赤いマフラーをコツコツ編む姿は、彼女の健気さが詰まっています」や「周りから忌み嫌われて孤独だったナルトを愛し続けるところに、ヒナタの強さを感じる。ナルトを助けたときに“私はナルト君が、大好きだから”と想いを告げた言葉は、屈指の名ゼリフです」と、長年の恋を成就させたヒロインが支持を集めています。
■そのほかのコメントをご紹介!
『地縛少年花子くん』蒼井茜には「幼稚園から高校1年の現在まで毎日、幼なじみの赤根葵ちゃんに告白して3624回振られてもめげない! 葵ちゃんのためなら運動、勉強、生徒会も何でも頑張れちゃいます」。
『Re:ゼロから始める異世界生活』レムには「主人公のスバルを敵視していましたが、ある出来事をきっかけに強い好意を寄せるように。スバルにも好きな相手がいて、自分の恋心は叶わないことを知りながらも尽くすところが健気。バトルでも体を張って守ってくれる強さにも憧れます」。
『七つの大罪』メリオダスには「3000年もの間、エリザベスのことを愛し続ける姿に感動! 死と転生を繰り返すエリザベスと永遠に生きるメリオダスの壮大な恋物語が衝撃的だった」。
『ベルサイユのばら』アンドレには「8歳のときに出会ったお嬢様(オスカル)の影となって仕え、恋心を抱いてからはまさかの行動に出るほど思い詰めた様子を見て、一途過ぎる! と思いました。その結末には涙しかありません」と劇場アニメが公開中のタイトルにも投票がありました。
2025年版では昨年から順位が細かく入れ替わる結果に。過酷な運命や叶わぬ恋に直面しながらも、一途な愛を貫くキャラクターたちが多くのファンの胸を打ったようです。
■ランキングトップ10
[“一途な”キャラといえば? 2025年版]
1位 乙骨憂太 『呪術廻戦』
2位 ミカサ・アッカーマン 『進撃の巨人』
3位 日向ヒナタ 『NARUTO -ナルト-』
4位 毛利蘭 『名探偵コナン』
5位 蒼井茜 『地縛少年花子くん』
6位 凪誠士郎 『ブルーロック』
7位 近藤勲 『銀魂』
8位 芥川龍之介 『文豪ストレイドッグス』
9位 ラム 『うる星やつら』
10位 影山飛雄 『ハイキュー!!』
10位 御影玲王 『ブルーロック』
(回答期間:2025年4月3日〜4月6日)
■ランキングトップ20
[“一途な”キャラといえば? 2025年版]
1位 乙骨憂太 『呪術廻戦』
2位 ミカサ・アッカーマン 『進撃の巨人』
3位 日向ヒナタ 『NARUTO -ナルト-』
4位 毛利蘭 『名探偵コナン』
5位 蒼井茜 『地縛少年花子くん』
6位 凪誠士郎 『ブルーロック』
7位 近藤勲 『銀魂』
8位 芥川龍之介 『文豪ストレイドッグス』
9位 ラム 『うる星やつら』
10位 影山飛雄 『ハイキュー!!』
10位 御影玲王 『ブルーロック』
12位 樋口一葉 『文豪ストレイドッグス』
13位 大木大樹 『Dr.STONE』
13位 ヒンメル 『葬送のフリーレン』
13位 メリオダス 『七つの大罪』
13位 レム 『Re:ゼロから始める異世界生活』
17位 猿飛あやめ 『銀魂』
17位 田中龍之介 『ハイキュー!!』
17位 土方十四郎 『銀魂』
17位 日向翔陽 『ハイキュー!!』
(回答期間:2025年4月3日〜4月6日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。