限定公開( 29 )
《友人から状況の深刻さを知らされた瞬間、私はすぐに投稿を削除し、自分の決断を後悔しました》(原文は英語、日本語訳は編集部)
4月7日(日本時間)、Xでこう綴ったのは、同フォロワー60万人、YouTubeチャンネル登録者数106万人を抱えるアメリカの男性インフルエンサーだ。彼は主に、動画配信プラットフォーム「Twitch」のストリーマー(配信者)やYouTuberとして活動している。
実は最近、彼が日本滞在中に撮影した動画にSNSで批判が殺到していたのだ。
問題視されたのは、男性が3日までにSNSに投稿した動画だ。ある夜、男性は日本を拠点に活動する外国人動画クリエイターらと共に、人気のない公園で、桜の木の枝にぶら下がって懸垂をしたり、逆上がりのように体をひねっていた。その間、枝は大きくたわみ、辺りには花びらが散っていた。
男性は3日、Xで《昨日の配信の終わりに私がした行動についてお詫びします》と自身の行為を謝罪。続けて、《私には理由があった》と前置きした上で、問題の動画を撮影する前、飲んだドリンクが体に合わず嘔吐し、運動するためにクリエイターの男性と公園に行ったと説明した。
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ところが、日本では動画が5日頃からXで拡散され、以下のような声が噴出した。
《サクラの悲鳴が聞こえてきそうで悲しくなります》
《いい歳した大人がこんな馬鹿なことするなんて信じられん》
《ほんと最低》
《桜の木で懸垂するアホにバチが当たりますように》
こうした批判を受けてか、男性は7日にもXを更新し、《桜の木の状況について簡単に述べておきたいと思います。数日前、私は桜の木の上で懸垂をしました。動画を投稿して寝ました》と切り出し、冒頭のように説明。
続けて、《私はここ数カ月日本に滞在し、日本の文化が大好きになりました。あまりに気に入ったので、2度も日本に来ました。私はここで人として大きく成長し、本当に大切な友人をたくさん作り、私の人生をより良い方向に変えた日本文化をたくさん経験しました》と綴り、自身の行動は間違っていたとコメント。
そして、これから日本に来る観光客に対し、《これらの木々は日本にとって神聖なものであることを理解してください。桜は日本文化にとって神聖なものであり、非常に繊細です。絶対に触らないでくだい》とも呼びかけつつ、《桜の木に関して私を批判する人を攻撃しないでください。私は批判されても構いませんし、それが間違っていたことも理解しています》と反省の意を示した。
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男性はアメリカを拠点に活動するものの、日本でも一部では知られた存在だった。
「男性が活動するTwitchはゲーム実況をメインにする配信者が多く、彼もその一人。男性は’20年3月に発売された『あつまれ どうぶつの森』の実況配信で一部の日本の視聴者からも注目され、YouTubeで公開されている切り抜き動画のなかには100万回以上再生されているものもあります。当初から“日本に行きたい”と語っており、’22年にも来日。今回の迷惑行為でショックを受けている日本のファンも多いでしょう」(Webメディアライター)
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