植物を食い荒らす“家庭菜園の厄介者”を防除する方法がYouTubeで紹介されました。動画の再生数は、記事執筆時点で6万6000回を超えています。
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「ザキ’s Garden」のザキさん。主にプランター栽培に関する知識を実演しながら紹介しており、以前には「桃の苗を購入した初心者に育て方を教えてくれる動画」が話題になりました。
今回は、コガネムシの防除方法を紹介。家庭菜園で一番厄介な虫ともいわれるコガネムシが産卵する前に実施してほしいと呼びかけています。
コガネムシは地中に卵を生む昆虫。非常に食欲旺盛であり、7〜8号(直径21〜24センチ)の鉢に2匹、場合によっては1匹でもいると根は食べ尽くされ、植物が高確率で枯れてしまうといいます。
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市販の薬剤を用いる手段もありますが、他の虫に比べてコガネムシにはあまり効き目がなかったり、散布が可能な植物が限られていたりといったデメリットも。ザキさん自身は、“物理的に防除してコガネムシに卵を産ませないこと”が最も効果的な対処法だと考えているそうです。
そこで実演するのは、100円ショップなどで販売されている虫よけシート、不織布、ネットなどで株元をガードする方法。虫よけシートは表面が銀色で光を反射するので、植物の根元を覆いつつ虫の接近自体を許しません。
不織布の場合は、植物の根元に重ねて使用。布が緩く重なり合ってフワフワの状態になることで虫の接近を阻止します。ネットも鉢を覆うように使えばガードできますが、目が大きすぎたり地面との距離が近すぎたりすると、ネット越しに卵管を差し込まれてしまうため覆う際には注意が必要だとしています。
なお、過去に見聞きした「ミントの香りで近寄らせない」「バークチップを敷いて潜らせない」などの対処法は全く効果がないとのこと。育てていたミントは思い切り根を食べられてしまい、バークチップは隙間から入り込まれて卵を産み付けられた経験があると明かしました。
参考になるザキさんのコガネムシ対策に、コメント欄では「物理的にシートで覆うのが良いですね」「木の根を食い尽くすってホンマやばい」「近々レモンやイチジクの植え替えをするので、試してみます」といった声が寄せられています。
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ザキさんは、アブラムシやヨトウムシなどの害虫対策もYouTubeチャンネル「ザキ’s Garden」で発信中。また、大阪府内の店で料理長を務めており、本格的な料理術を発信する「ザキ's kitchen」、愛猫たちとの日常がみられる「7匹の猫の奴隷」でも動画を公開しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「ザキ’s Garden」
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