元リヴァプールのベナユン氏、自宅に手榴弾が投げ込まれる…火災発生&犯人逃走も本人は無事

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2025年04月09日 04:13  サッカーキング

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かつてリヴァプールなどで活躍したベナユン氏(画像は2009年のもの)[写真]=Getty Images
 かつてリヴァプールなどで活躍した元イスラエル代表MFヨッシ・ベナユン氏の自宅に手榴弾を投げ込まれたようだ。8日、イギリス紙『デイリー・スター』が伝えている。

 現在44歳のベナユン氏は、1997年に母国イスラエルのハポエル・ベエルシェバでプロキャリアをスタート。その後はマッカビ・ハイファ、ラシン・サンタンデール、ウェストハムでのプレーを経て、2007年にリヴァプールへと加わった。同クラブでは3年間の在籍で公式戦92試合出場18ゴールをマーク。2010年にはチェルシーへの完全移籍を決断し、アーセナルとウェストハムへのレンタル移籍を経験した。2013−14シーズンはクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)で活躍すると、その後はイスラエルの複数クラブを渡り歩き、2019年4月に現役引退を表明した。

 そんなベナユン氏だが、今回イスラエルのテルアビブにある自宅が何者かによる襲撃被害に遭った模様。『デイリー・スター』によると、バイクに乗った犯人が家の前に現れ、同氏の玄関に向けて手榴弾を投げつけたという。これにより火災が発生したものの、消防隊員などの消火活動で火災はすぐに鎮火。ベナユン氏は自宅にいたが幸いにもケガはなく、犯人はそのまま逃走した。

 過去にはイスラエルとパレスチナの紛争に対してSNS上で見解を投稿したこともあるベナユン氏。しかし、警察はこの事件をテロではなく、犯罪行為の可能性が高いとみて捜査しているようだ。取材に応じた同氏は「これは明らかに間違いだ。手榴弾は私の家を狙ったものではないと確信している」と説明しながら自身が攻撃の標的ではなかったと主張。「最初はガスボンベの爆発だと思い、すぐに消防に連絡した。だが、警察が到着して家の中から手榴弾の残骸を見つけたとき、ようやく本当に何が起きたのかを理解したよ」と事件を振り返っている。

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