【川崎記念注目馬】13頭中11頭が重賞ウイナー 豪華メンバーで争われる大一番

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2025年04月09日 11:00  netkeiba

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グランブリッジ(ユーザー提供:Spice Upさん)
 4月9日(水)に川崎競馬場で行われる川崎記念(4歳上・JpnI・ダ2100m)。2023年までは1月末から2月上旬に実施され、年明け最初のGI級競走で定着していたが、全国的なダート競走の体系整備にともない、4月上旬に移設された。

 今年は超豪華メンバーが顔を揃える。重賞2勝のサンライズジパング、昨年覇者ライトウォーリアなど、出走13頭中11頭が重賞ウイナー。残り2頭のうちダイシンピスケスも近走こそ振るわないが、昨秋に仁川S1着、白山大賞典2着の実績がある。6月に控える帝王賞に向けても見逃せない一戦。今年のダート中距離戦線で主役を担うのはどの馬か。発走予定日時は9日(水)の20時10分。主な出走馬は以下の通り。

■サンライズジパング(牡4、栗東・新谷功一厩舎)

 ホープフルS3着、若駒S1着と芝でも実績を残したが、昨秋からはダートに集中し、不来方賞、みやこSと2つのタイトルを手にした。今年はプロキオンSから始動して2着。続くフェブラリーSは直線で最内強襲の2着と見せ場をつくった。東京ダ1600mよりは、ゆったり運べる川崎2100m向き。待望のJpnIタイトルを手にするか。

■グランブリッジ(牝6、栗東・新谷功一厩舎)

 デビュー戦の7着を除き、その後の全レースで掲示板確保。6歳を迎えた牝馬だが、抜群の安定感を誇っている。昨年の川崎記念はライトウォーリアを追い詰めたものの、アタマ差およばず2着。それでも牡馬の一戦級を相手に互角以上の走りを見せた。今年初戦のダイオライト記念も2着と実力健在。今度こそ悲願成就なるか。

■ポタジェ(牡8、栗東・友道康夫厩舎)

 芝GI馬が電撃参戦。20年7月の生田特別から4連勝を飾り本格化。以降、重賞でも大崩れなく走り、22年の大阪杯では単勝58.7倍の伏兵評価を覆して大金星を飾った。近走は大きな着順も目立ち、8歳春で迎える挑戦は決して楽では無いが、北米ダートG1・6勝を挙げた母ジンジャーパンチの血が騒げば、激走してもおかしくない。

■ライトウォーリア(牡8、川崎・内田勝義厩舎)

 昨年の報知オールスターCで重賞3勝目を挙げ、続く川崎記念でビッグタイトルを獲得。秋にはコリアCで海外遠征を経験したほか、浦和記念で2着に好走し、NARグランプリ年度代表馬に選出された。始動戦では2着に敗れたが、王者として巻き返しを期待したい。地方馬の連覇となれば、98年・99年アブクマポーロ以来の快挙となる。

 そのほかにも、JpnI・3勝の実績馬メイショウハリオ(牡8、栗東・岡田稲男厩舎)、復活を期す南関東三冠馬ミックファイア(牡5、大井・渡辺和雄厩舎)、粘り強さを武器に逃げ込み図るメイショウフンジン(牡7、栗東・西園正都厩舎)などが出走を予定している。

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