一時同点となるゴールを決めたミュラー [写真]=Getty Images バイエルンに所属する元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーがインテル戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグが8日に行われ、バイエルンはインテルと対戦。38分にラウタロ・マルティネスに先制点を許すと、85分には途中出場のミュラーが同点弾を決めたものの、88分にダヴィデ・フラッテージに勝ち越しゴールを奪われ、1−2で先勝を許した。
試合後、『プライム・ビデオ』でミュラーは「なんとか反撃したけど、その後に分析してみると、もっとうまくできたはずだと気づくことになった」と語りながら、次のように振り返った。
「結局のところ、サッカーではゴールが重要だ。サッカーの残酷さについて話すつもりはないし、これはハーフタイムだ。僕たちは違う結果を望んでいたけど、すべてが失われたわけではないことをわかっている」
「インテル戦では解決策を見つけたと思う。残念ながら、1−0にするための大きなチャンスを活かすことができなかった。そうなってしまうと、まったく違う気持ちになってくる。序盤は攻めたい時に少し消極的になりすぎたかもしれないが、インテルはテンポをコントロールできるチームであり、対戦相手としては非常に手強かった」
なお、5日に10歳から一筋でプレーしてきたバイエルンを今季限りで退団することが明らかになったミュラーにとっては、発表後これが初戦となった。途中出場から同点弾を決めたことを誇りながら、冗談ながらにインテルへの不満も口にした。
「今夜は楽な試合ではなかったし、楽な試合になるとは思っていなかった。チャンスをものにすることが鍵だ。チャンスはたくさんあったけど、残念ながら最後のカウンターで1−2になってしまった。そうでなければ、1−1で良い反撃をしたミュラーのストーリーが展開されていただろう。インテルには文句を言わなければならないね」
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