セカンドレグでの大逆転を目指すべリンガム[写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属するイングランド代表MFジュード・べリンガムが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグでの挽回を誓った。9日、イギリス『TNTスポーツ』が同選手のコメントを伝えている。
CL準々決勝ファーストレグが8日に行われ、レアル・マドリードは敵地エミレーツ・スタジアムでアーセナルと対戦。デクラン・ライスに2本のFKを決められると、75分にも失点を許し、0−3で敗戦を喫した。
この試合で先発フル出場を果たしたべリンガムは試合後、「本当にがっかりしている。自分たちに失望しているし、頼れるものは何もない。この結果を見つめ直さないといけない」と振り返り、低調なパフォーマンスを悔いている。
3点のビハインドを負い、窮地に置かれたなかでセカンドレグを迎えるレアル・マドリード。それでもべリンガムは、CL準決勝進出を諦めておらず、「状況を好転させるためには、何か特別なことが必要だ。しかしサッカーでは特別なことが起こり得る。そしてそれを起こせるのは僕らのチームだ」と語り、本拠地での大逆転を誓った。
続けてべリンガムは「セカンドレグでは何が起きてもおかしくない。歴史がそれを証明している」と語り、“マドリディスモ”の体現を目指す。「僕らはこれまで多くの試合でゴールを決めてきたし、諦めて降参するようなことは、クラブの精神に反する」と強い決意を示した。
レアル・マドリードは、13日にアラベスと対戦した後、16日にCL準々決勝セカンドレグのアーセナル戦を控えている。