アーセナル、ヌワネリ＆ルイス・スケリーと新契約締結へ？…躍動する若手に大幅昇給を提示か

　アーセナルが躍動する若手選手との新契約締結を画策しているようだ。9日、『BBC』や『ミラー』など複数のイギリスメディアが伝えている。

　新たに就任したアンドレア・ベルタSD（スポーツディレクター）の下、今夏の移籍市場での大型補強に向けて準備を進めているアーセナル。ニューカッスル所属のスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクやスポルティング所属の同FWヴィクトル・ギェケレシュ、レアル・ソシエダ所属のスペイン代表MFマルティン・スビメンディらへの関心が報じられる中、現チームの中核を担う選手との契約延長に向けても動いているようだ。

　今回の報道によると、アーセナルはイングランド代表FWブカヨ・サカやフランス代表DFウィリアン・サリバ、ブラジル代表FWガブリエウ・マガリャンイスと並行し、U−21イングランド代表MFイーサン・ヌワネリと同国代表MFマイルズ・ルイス・スケリーとの新契約締結も画策しているとのこと。クラブは生え抜きの両選手に給与等の条件面を大幅に改善したオファーを提示する見込みだという。

　移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、アーセナルがヌワネリおよびルイス・スケリーとの新契約締結に動いていると指摘しつつ、2月から具体的な交渉が行われていると伝えている。

　現在18歳のヌワネリは2022年9月に史上最年少の「15歳5カ月28日」でプレミアリーグデビューを飾った。トップチームに帯同した今シーズンはサカの負傷離脱に伴い右ウイング（WG）として出場機会を増やし、ここまで公式戦通算31試合で8ゴール2アシストをマークしている。

　また、同じく現在18歳のルイス・スケリーは今シーズンよりトップチームに帯同。昨年9月のマンチェスター・シティ戦でデビューを飾ると、イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリや日本代表DF冨安健洋の負傷に伴い出場機会を増やし、現在は左サイドバック（SB）の主力に定着している。今シーズンはここまで公式戦29試合に出場し1ゴール2アシストをマーク。先月にはイングランド代表デビューを飾った。