写真―[結婚につながる恋のはじめ方]―
皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。
◆「女性の判断材料」に気づかないままの男性
男性の皆さん、こんなこと思ったことないですか? 初対面のデート、ちゃんと会話もしたし、気遣いもしたつもり。でも、なぜかその後、女性からの返信が急にそっけなくなる。
「え、俺なにかした?」と戸惑う……私の元に届くお悩みでもよくあるお悩みの一つです。正直、この悩みって私も「え? 逆に何があったの?」と聞きたくなるくらい一方の話だけでは原因がわからないことが多いです。
でも、実は女性って、初回デートの時点で“この人はないな”って静かに判断していること、少なくありません。そして、その理由は、男性が思っているほど「明確な失敗」じゃなかったりするんです。
◆「割り勘でいいよね」に違和感を覚えたワケ
私が恋愛相談を受けてきた中でも、「特に嫌なことはなかったけど、なんか違うって思った」という女性の声は本当に多いのが現実なのです。逆に言うと、“地雷を踏んだ”というより“地味に減点されてる”ってこと。
ミカさん(仮名・37歳)はマッチングアプリで出会った男性と、初回はカジュアルなカフェデートをしました。外見も悪くないし、仕事も安定してそう。会話もまぁまぁ盛り上がった……のに、帰宅後、すぐに「この人はナシ」と判断したのです。
その理由を聞いてみると、「お会計のとき“割り勘でいいよね”って言われたのがどうしても引っかかって…。割り勘自体はいいんだけど、“当然でしょ”みたいな言い方に気遣いのなさを感じたんです」
◆自己評価は高いのにフラれてしまう男性
さらに会話中、自分の話ばかりしてきて、こっちに質問がほとんどなかった。「楽しかった?」と聞かれて「うん」と答えても、そこから話を広げようとせず、自分の転職話に戻る。終始、自分中心。これ、男性には全然悪気がなく、むしろ“ちゃんと盛り上げた”と思っている。いや、男性はむしろ「盛り上がったな〜」と自己評価しているように感じます。
でも、女性から見ると、「この人と将来一緒にいたら、ずっと一方通行になりそう」と感じてしまうわけです。特に30代以降の女性にとって、「恋愛=結婚」と考えている人がとても多い。
「付き合っても先がないなら時間の無駄」って割り切る傾向も強い。だから、初回デートで“この人との生活”を想像し、その中で「疲れそう」「思いやりがなさそう」「一緒にいて気が抜けない」と感じたら、それだけでアウトになるわけですね。
◆会話がぎこちないことは問題にならない
見た目が普通でも、会話が多少ぎこちなくても、「この人、ちゃんとしてるな」「自然体で話せるな」と思わせられたら、次につながるんです。
恋愛において一番難しいのは、「自分では気づけない地雷を踏んでる」こと。そして、残念ながら、初回デートの失敗は、ほとんどが“無自覚”で起きています。
だからこそ、「何もしてないのに連絡が来なくなった」と感じたら、してないんじゃなくて“気づかないうちにやらかしてる”のかもしれないと思うこと。
◆「ナシ」から「もう一度会いたい人」になる方法
次のデートでは、相手の目をちゃんと見て話す。スマホはカバンにしまって、“一緒にいる時間”に集中する。そして、何より相手に「心地よい」と思ってもらえる振る舞いを本当にしているのか?
意識して振り返ってみてください。それだけで、「ナシ」から「もう一度会いたい人」になれる可能性、ぐっと上がりますよ。
特別なことはいらないんです。女性はただ心地よく過ごせる人を探しています。ぜひ女性の気持ちがわからない人の参考になっていると嬉しいです。
―[結婚につながる恋のはじめ方]―
【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」(Xアカウント:@yamamotosaori_)