すり容疑でモンゴル人の女逮捕＝外国人観光客狙いか―警視庁

　東京都台東区浅草の浅草寺で、観光客のかばんから財布を抜き取ったとして、警視庁捜査３課は１０日までに、窃盗容疑で、モンゴル国籍の女のミャム・ヒシグジャルガル容疑者（３６）を逮捕した。容疑を否認し、「かばんに入っていた物が上着に引っかかって落ちそうになったので拾った」などと説明しているという。

　逮捕容疑は９日午後１時半ごろ、浅草寺の手水舎で手を洗っていた米国籍の女性（８１）のかばんから現金約１万円が入った財布を抜き取った疑い。

　同課によると、同容疑者は上着を腕に掛けて手元を隠すようにして、後方から女性に接近。肩に掛けていたかばんから財布を盗んだ。