女子100メートル障害で昨年のパリオリンピック(五輪)代表の田中佑美(26=富士通)が10日、「柳屋あんず油」の「第8回黒髪大賞」特別賞に輝き、東京・神田明神ホールで授賞式に登壇した。
透け感のあるレースのワンピース姿で、美髪をなびかせ登場。特別賞受賞を受け「このような賞をいただき大変光栄に思っております。初めてのこういった授賞式なのでかなり緊張しています」と照れ笑いした。スポーツ以外でのアワードは今回が初めてだという。
9月には34年ぶりに東京で世界選手権が開催される。「東京世界選手権への激励も込めて特別賞をいただいたと伺っております。国立競技場で髪の毛をたなびかせながら疾走できるよう、より一層頑張っていきたいと思います」と笑顔で意気込んだ。
田中は身長172センチの長身ハードラー。23年世界選手権に初出場し、昨夏は初出場となったパリ五輪で準決勝進出を遂げた。今季も2月の室内女子60メートル障害で日本新記録の8秒00をマークするなど飛躍を続けている。
最近は雑誌の出演など活躍の幅を広げている。「おじけづかずチャレンジすることで、より陸上競技の魅力が伝わればとチャレンジしています」と話した。
|
|
大学の頃はさまざまなヘアカラーを楽しんでいたというが、今は黒髪が定着している。「髪色で気分を変えるのも楽しかったのですが、染める前のつるんとした手触りや枝毛のない髪が欲しくなって。生まれ持って生えている自分の色が結局のところ一番似合うのではと最近は思ってます」と語った。
最後は、絵馬に今後の抱負を記入。「体調万全で東京世界陸上!!」とし、「まずは出場に向けて、そして出場した先で活躍できるよう準備を頑張っていきたいです。自分の頑張り、皆さまの応援、そして神様の力をお借りして、ベストなパフォーマンスを国立競技場で発揮できるよう頑張りたいです」と力を込めた。
黒髪大賞に輝いた林芽亜里(19)も登壇。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。