今季絶望となったW・フォファナ [写真]=Getty Images チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督が、手術を受けたフランス代表DFウェズレイ・フォファナは今季絶望となったことを明言した。9日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在24歳のW・フォファナは2022年8月にレスターからチェルシーに加入。2023−24シーズン開幕前に前十字じん帯(ACL)の再建手術を受けたことにより、昨季公式戦全試合の欠場を余儀なくされた。それでも、今季プレミアリーグ開幕戦で公式戦復帰を果たすと、再負傷を避けるためにリーグ戦のみで起用されていた。
しかし、昨年12月1日に行われたプレミアリーグ第13節アストン・ヴィラ戦でハムストリングを負傷して戦列離脱となると、3月9日に行われた第28節のレスター戦で復帰を果たし、続く第29節のアーセナル戦でも先発出場していたが、それ以降はメンバー外となり、今月5日にハムストリングの手術を受けたことが発表されていた。
今季ここまで14試合に出場していたW・フォファナの離脱期間は明らかになっていなかったが、イギリスメディア『アスレティック』では今季絶望になり、今夏にアメリカで開催されるFIFAクラブワールドカップ2025も欠場する見込みで、復帰は2025−26シーズンとなることが予想されていた。
そんななか、10日に行われるカンファレンスリーグ(ECL)準々決勝ファーストレグのレギア・ワルシャワ戦の前日会見に出席したマレスカ監督は、W・フォファナの離脱期間について聞かれると、「残念ながら、ウェズは今季残り試合を欠場することになる」と今季絶望となったことを認めた。
一方、マレスカ監督は現在負傷離脱中のベルギー代表MFロメオ・ラヴィアとU−19スペイン代表FWマルク・グイウは今季中に復帰できる可能性があることを明かしている。
「ロメオがすぐに戻ってくることを期待している。次の試合に間に合うかはわからないけど、すぐに復帰できそうな様子ではある。2人ともにサポートをして、シーズン終了時にどうだったか結果がわかるだろう。マルクに関しては良いニュースがある。現時点ではかなり良くなり、調子は良さそうに見える。シーズン終了前には復帰できると思う」