JR各社、2025年GW期間の指定席予約状況 - 東海道新幹線は前年比99%

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2025年04月10日 20:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JRグループ各社は10日、ゴールデンウィーク期間(4月25日から5月6日まで)の指定席予約状況を発表した。2025年度のゴールデンウィーク期間は暦通りの場合、4月25・28・30日、5月1・2日が平日で、前半は飛び石連休。旅行・帰省等のスケジュールを組むことが難しいからか、コロナ禍以降、増加傾向にあった予約席数が前年と同等か、やや下回る新幹線も見られた。


JR東海は東海道新幹線に関して、予約可能席数524万席に対し、予約席数134万席(前年度比99%)と発表。期間中、新幹線と在来線で合わせて550万席の指定席を用意しており、余裕があるものの、一部の時間帯で満席に近い予約を受けているという。



東海道・山陽新幹線「のぞみ」は、今年度もゴールデンウィーク期間に全車指定席で運転。通常は自由席としている1・2号車を普通車指定席とし、より多くの利用者が予約・着席できるようにする。あわせて4月26・27・29日と5月2〜6日の期間、東京〜新大阪間で運転する合計46本の「のぞみ」を対象に、「お子さま連れ車両」を1両設定する。



JR西日本は山陽新幹線に関して、指定席の定員275万1,700席に対し、予約席数58万9,700席(前年度比96%)と発表した。北陸方面の在来線は、指定席の定員50万7,800席に対し、予約席数7万4,200席(前年度比111%)に。JR西日本管内の北陸新幹線(「つるぎ」を除く)は、指定席の定員58万7,700席に対し、予約席数15万5,300席(前年度比105%)。関西空港方面は指定席の定員17万7,800席に対し、予約席数6,000席(前年度比113%)となった。



JR四国は特急列車・快速列車に関して、指定席の提供席数22万671席に対し、予約席数約3万8,905席(前年度比100.3%)と発表。JR九州は九州新幹線に関して、指定席の予約可能席数33万9,000席に対し、予約席数8万3,000席(前年度比95.2%)と発表した。西九州新幹線は指定席の予約可能席数9万8,000席に対し、予約席数2万1,000席(前年度比106.5%)とのこと。

JR東日本は新幹線全体(東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線)の予約可能席数288万席に対し、予約席数84万席(前年度比101%)と発表。東北新幹線「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」の予約席数39万席(前年度比101%)、秋田新幹線「こまち」の予約席数4万席(前年度比97%)、山形新幹線「つばさ」の予約席数5万席(前年度比98%)、上越新幹線「とき」「たにがわ」の予約席数11万席(前年度比93%)、北陸新幹線「かがやき」「はくたか」「あさま」の予約席数26万席(前年度比104%)としている。



同社の在来線特急列車のうち、特急「成田エクスプレス」を含む総武本線の列車について、指定席の予約席数は2万席(前年度比114%)となった。


JR北海道は北海道新幹線に関して、指定席の予約可能席数22万7,350席に対し、予約席数4万4,909席(前年度比109.2%)と発表。在来線特急列車は予約可能席数17万2,696席に対し、予約席数3万1,892席(前年度比105.4%)となっている。(木下健児)

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