フタの開いた液体窒素のボトルを水中に投げ込む実験動画がYouTubeに投稿されました。記事執筆時点で再生数は9万回を超えています。
●プールの中に液体窒素を入れると……?
動画を投稿したのは、エキサイティングな実験を行う化学系YouTubeチャンネル「The Action Lab」。今回は、大量の液体窒素を入れた大きなボトルを用意。フタを開けた状態でプールの中に投げ込むとどうなるのかを検証します。
「液体窒素」は、窒素を冷却して液化したもの。沸点がマイナス196度と極めて低温なため、振りかけるだけでさまざまなものを凍り付かせてしまいます。動画の冒頭で、コップに入った液体窒素に水を入れてみたところ、温度差により一瞬で気化し、大量の白い気体が発生。まるで爆発したかのような状態になりました。え、これをプールに入れるの……?
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●水がまるで噴水のよう!
実験者が、「3、2、1……」との掛け声とともに、高さ50センチほどはありそうなボトルをプールに投げ込むと、まるで噴水のように水が吹き上がりました。液体窒素と水が急速に混ざり合っているようです。水中カメラで見ると、大量の泡がボトルから出続けています。
屋外のプールということで、気化した窒素を吸いすぎてしまう危険性が減ったことから、実験者はプールに飛び込んで泳ぐことに。ボトルから噴き出す泡に触れても、その手が凍り付いたりすることはないようです。よくやるよほんとに……。
実験が終わり、ボトルをプールから運び出してみると、窒素はほとんど蒸発してしまったようです。中には水と、少々の氷が残されていました。
●「なんて奇妙な結末だろう」
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動画には、「なんて奇妙な結末だろう」「悪夢だ……」「もっと大きなスケールで見たらすごそう」「全ての水が凍るかと思った」など多くの感想が寄せられています。
YouTubeチャンネル「The Action Lab」では他にも、さまざまな動画を紹介しています。なお、このような実験は大変危険なため、くれぐれも家庭ではまねしないでくださいね。
画像はYouTubeアカウント「The Action Lab」より引用
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メール削除の不具合 ドコモ謝罪(写真:ITmedia NEWS)32
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