東京駅前「新丸ビル」がリニューアル、どう変わる？

　三菱地所プロパティマネジメント（東京都千代田区）は、運営管理を行う新丸ビルで春から夏にかけて段階的なフロアリニューアルを実施、14店舗をオープンする。

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　新丸ビルは2007年に開業した地上38階・地下4階建の複合ビル。地下1〜7階が商業施設となっている。今回のリニューアルでは8店舗の新規オープンと6店舗のリニューアル・同フロアでの移転オープン、計14店舗のオープンを予定している。

　インテリア・雑貨ゾーンには、東京・青山のアートセンター「SPIRAL」が展開するギャラリー・ショップ・カフェの複合店舗「SPIRAL GARDEN」が夏にオープン。都内屈指の都市型インテリアブランドが集結し、”心おどる雑貨”をラインアップすることで新たな価値を提供する。

　ファッションゾーンには、丸の内で働く大人のニュースタンダードをテーマに、都内最大店舗となるアウトドアブランド「THE NORTH FACE MARUNOUCHI」が夏にオープン。都会的なライフスタイルにフィットする最新アイテムを提案する。

　4月25日にオープンする滋賀県米原市で創業したダウンメーカー「NANGA SHOP MARUNOUCHI SHIN MARUNOUCHI BUILDING」は、東京駅を見渡せる店舗の特徴を生かし、都市とアウトドアをつなぐブランドイメージを表現した店舗設計を行った。前身の布団メーカーとしての技術とノウハウを引き継ぎ、さまざまな環境に対応できるダウンウェアやアパレル製品を展開する。

　同日オープンの「FRED PERRY」も、東京駅を見下ろす店舗環境で、ブランドの世界観やカルチャーをさらに体感できるショップに生まれ変わる。試着室の増設やソファーを設置したことで、より快適な空間とした。

　三菱地所プロパティマネジメントは「今後も丸の内エリアでは、欲しいものが見つかる特別なお買い物体験を提供し、トレンド感あふれる空間作りでお客様をお迎えする」とコメントした。