駅ランキング1位は「品川」、2位は「目黒」「五反田」「横浜」、路線別トップ3は山手線・東海道線・中央線(中央線快速)だった オープンハウスグループは4月10日、関東1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に居住していて、これから3年以内に家を買いたい共働き子育て世帯を対象にインターネット上でアンケートを行い、住まいに関する独自調査「これから家を買いたい人が住みたい駅・路線ランキング2025 〜共働き子育て世帯編・関東版〜」として発表した。
その他の画像はこちら●意外? 路線別トップ3は山手線・東海道線・中央線快速
住宅購入にあたり、最寄り駅として検討している駅を、1都3県の全駅から五つ回答してもらったところ、全体の1位は「品川」で、2位には「目黒」「五反田」「横浜」が同じポイント数で並んだ。1都3県それぞれの居住者によるランキングも発表し、東京都在住者は「品川」、神奈川県在住者は「横浜」、千葉県在住者は「千葉」、埼玉県在住者は「大宮」だった。
路線別ではJR山手線がトップ。2位にJR東海道本線、3位JR中央線(中央線快速)、4位にJR武蔵野線、5位にJR中央・総武線と続いた。人気の路線トップ10のうち、8路線がJR東日本の路線で、私鉄では9位の小田急線がトップとなり、二番手に東武東上線が続いた。
各県ごとの特徴として、埼玉県在住者の「住みたい駅」には県外の「横浜」「池袋」「新横浜」が上位に入った。埼玉県から最も近い都心ターミナル駅である「池袋」の埼玉県での人気は広く知られているが、「横浜」や「新横浜」については、鉄道の相互直通運転が増え、横浜エリアに憧れを持つ人が増えたのか、神奈川県出身者が妥協して現在埼玉県に住んでいるのか、理由は判然としないとしている。
一方、東京都在住者の「住みたい駅」は全て都内の駅が占め、住み慣れた東京から離れたくない意向がうかがえる。一方、千葉県在住者の「住みたい駅」は回答が分散し、他県に比べ、ポイント数が低かった。また、千葉県内の駅を一つも挙げない人も33.3%に上った。
ランキング圏外ながら、土地の仕入れから設計・建築販売まで手掛ける製販一体のオープンハウスグループだからわかる、これから家を買う人が注目すべき穴場の駅として、東京都からは「赤羽」「東北沢」「板橋」、神奈川県からは「新綱島」「登戸」「橋本」、千葉県からは「新浦安」「海浜幕張」、埼玉県からは「戸田公園」を挙げた。
いずれも駅から徒歩15分以内の家族向けの広さのある賃貸物件の家賃相場より、同程度の広さの新築戸建を変動金利35年のフルローン(ボーナス払いなし)で購入した際の毎月の住宅ローン返済額のほうが安く(物件価格はオープンハウスグループの販売中物件を参照)、借りるより購入したほうが支出が下がるという条件を満たし、再開発などにより、今後さらなる土地価格の上昇が期待される駅となる。
同調査は、首都圏在住の共働きで子育て中の20〜40代の男女697人に対して、2025年2月17日〜2月21日に実施した。