初勝利を目指すブルージュ(24年10月撮影、ユーザー提供:藤田ことねさん) 23年のマイルCSを制したナミュールの半妹となるブルージュ(牝3、美浦・栗田徹厩舎)が、土曜中山6Rの3歳未勝利(ダ1800m)で初勝利を狙う。
ブルージュは父ブリックスアンドモルタル、母サンブルエミューズ、母の父ダイワメジャーの血統。母は12年の芙蓉Sの勝ち馬。半姉のナミュールは23年のマイルCSなど重賞を3勝、同じくラヴェルは22年のアルテミスSと24年のチャレンジCを制している。さらに叔母のマルシュロレーヌは21年のBCディスタフ、叔父のバーデンヴァイラーは22年のマーキュリーCと23年の佐賀記念の覇者。曾祖母であり、97年の桜花賞を制したキョウエイマーチを祖とする名牝系の出身となる。
デビューからの2戦は芝で4着、6着とワンパンチ足りないレースが続いた。それでも初ダートだった前走で2着に好走し、未勝利脱出にメドを立てている。引き続きダート起用の今回、相手関係に恵まれた印象もあるだけに、待望の初勝利といきたい。